テーマ:フォモサ台湾(472)
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大学時代、台北に旅行に行きました。
バイト先の社内企画で行ったんですよ。節税のためだとかで。良い会社だ。 故宮博物館で『白菜』を見て大満足でした。 ホテルに帰ろうと、『白菜』の感動を胸にタクシーに乗りました。 観光客だと一目で分かったようで、運転手さんが英語で話しかけてきました。 日本から来たこと、大学生であることなどを話しました。 台湾はとても教育熱心な所だとは聞いていました。文学部で日本文学を勉強していることを話したついでに、つい口が滑って 「蒋介石が日本で通った大学だ」 と言ってしまったのです。 蒋介石の正しいアクセントを知らないので紙に書いて渡しました。 タイミングの良いことに蒋介石廟(なんて名前だったか思い出せません)の近くを通った時だったのです。 すると、運転手さん 「じゃ、今日は気分が良いからお金は要らない」 と言い出して、蒋介石廟の周りをくるっと回って説明をしてくれました。 故宮博物館から台北市の中心部までは距離があるので売上もそれなりだったはずなんです。 でも敬愛する蒋介石の後輩だからという理由でタクシーただ乗り、だけじゃなく観光ガイドも無料でしてもらったんです。 お得、というよりも迂闊に口を滑らしてしまったという反省の方が大きかったです。 生活をかけてタクシーに乗っているのに、ただ乗り。 悪徳観光客です、私は。 台湾へGO!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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