カテゴリ:語学全般
特にコンピュータやインターネットに関する単語は英語からきているものが多いです。
フランスでcomputerをordinateurといいますが、そもそもコンピュータという単語自体新しい言葉なのでそのままコンピュータと言っても良さそうなのですが、そうは言いません。 インターネットに関する用語も英単語は出てきません。 日本語ではヘルプとそのまま使っていますが、フランスはaideとフランス語を使っています。 韓国でもそのまま英語を使っています。 外来語をそのまま使うと本来の意味が分からないという弊害が出ることがあります。 そして、自国語に何とか訳して使うと本来の意味と離れてしまうということがあります。 どちらにしても新語や外来語への対応は難しいです。 哲学はphirosophieの訳ですが、これは知を愛すること、者という意味なのに日本語だと哲学、という学と言う言葉がついてしまい本来の意味から少し距離が出来ています。 フランスの場合は新語や外来語の対応を決める専門機関があると聞いたことがあります。 インドネシアもそうです。 インドネシアの場合は外来語の大量流入によって自国語が駆逐されることを避けるために、基本的に全ての外来語や新語はインドネシア語で訳す、インドネシア語に即した新語に直すという作業をしているそうです。 ただ、自国語では訳が当てはまらない単語の場合はラテン語や古代ギリシア語から言葉を持ってきて対応しているんです。 英語やフランス語には頼らないんです。 新しい言葉がどんどん生まれる現代では、それぞれの国や地域で新語への対応があってその対応をする理由が興味深いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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