カテゴリ:でっきるっかな♪…DIY道!
いまどきの新車ならば標準装備されているらしいキーレスエントリー。 ポケットからキーを出して鍵穴に差し込まなくても、 離れた場所からリモコンキーでドアロックの開閉ができるので、 買い物の時、雨の日や夜間の乗り降りなどにはとても便利だ。 しかし、フランクの愛車、「R33スカイラインGTS」にはこれが付いていなかった。 運転席集中ドアロックシステムは付いているけれど、トヨタ車とは違い、 少し以前のほとんどの日産車には、運転席側にドアロックモーターがないのだ。 つまり、愛するスカ子:仮名(♀)をキーレスエントリーに改造するためには、 まずはドアロックモーター(アクチュエータ)を取り付ける必要があるのだ。 ドアロックモーター装着後 (一部セキュリティーモザイク) 【取り付けの手順】 運転席側ドアの内張りを外して、ドアロックモーターの装着位置を決める。 アクチュエータと車の施錠・開錠ロッドが平行になるように 取り付けブラケットの位置決めをして、鉄工ドリルでビス穴を開ける。 鋼板への固定には付属のタッピングビスは使わず、M4ボルトナットで締め付けた。 (パワーウィンドウを上下させて、ガラスなどがモーターに干渉しないか確認。) 付属のロッドを曲げて、スムーズに動作するように施錠・開錠ロッドと連結する。 事故防止のために外しておいたバッテリーのマイナス端子を接続して動作テスト。 さて先日、仕上げの締め付けで、あっさりとねじ切ってしまったボルトの続編。 http://plaza.rakuten.co.jp/cornerstone/diary/200703190000/ 買ってきた代替ボルトが、運良くジャストサイズで納まった。 破断した純正のボルトはかなり特殊なものだった。 φ5mmのボルト(M5)ならば、頭はスパナ径8mmが一般的だが、これは10mm。 内外装をスパナ径10mmで統一して作業を効率化するために、 一定以上のトルクが掛かると破断して、雌ネジと部品を守る仕組みだったようだ。 今回は標準径のレンチで締め付けトルクに配慮するので、クビレ部分は必要ない。 さらに、ボルト外れ止めワッシャ(写真右の破断部より下のツバ)もいらない。 しかし、カプラーとカバー双方の同時固定のため、隙間を埋める役割の フクラミ部分の径と厚みを揃える必要があった。(写真に青で書いた部分) M5ナットと伸したスプリングワッシャを重ねると、径と厚みがジャストに揃った。 頭10mmの元ナットに対応させるため、カバー固定に16mmの鍔ワッシャを噛ませた。 いわば怪我の功名♪☆ ボルトが運良くピッタリ納まり、破断前よりも強度と耐久性UP♪\(^:^)/ ドアヒンジ部 最初、配線を通せる穴だと思っていたゴムスリーブ端がカプラーだったのにはアセった。 しかし、ちょうどカプラーのハーネスピンに数箇所の空きがあり、 ピンの開き穴はリモコンハーネスから接続する0.75sqコードの径と一致。ラッキー♪ 隣り合う2つのピン穴から、2本の接続コードを通すことができた♪♪ そして他の線束と一緒にゴムスリーブの中に通して、防水にビニールテープで仕上げ。 内張りを外したドア (一部セキュリティーモザイク) これで、ドアロックモーターの取り付けができた。 元通りに透明ビニールのカバーを掛けて、周囲の防水パテに密着させた。 ☆ドア部分の作業が完了☆ 集中ドアロック、パワーウィンドウのハーネスをスイッチボックスに接続して 内張りと部品類を元通りビスとリベットで取り付けて、無事内装が復元した。 次回は、後編。ハザードとサイレンへの接続☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 4, 2007 03:04:34 PM
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