カテゴリ:建築&ナショナルトラスト日誌
綿業会館シリーズ、第一巻の最終回。 いよいよ、ピアニスト弓張美季さんの演奏会場となった会員食堂だ。 ピアノリサイタルの会場となった食堂 普段は倶楽部会員専用の食堂だが、テーブルをすべて撤去してコンサートホールに。 建設当時に流行した、米国風ミューラルデコレーションの天井 柱周りの装飾はこんな感じ 細かな浮き彫りが施され、天井にマッチした独特のデザインの照明 玄関ホール側、透かし彫りの窓 談話室とお揃いのトナカイ?のついた時計もいい雰囲気。 会員食堂の壁 一見すると石造り風だが、近寄って見てみると、驚くことにコルク製だ。 ナイフ・フォークと食器の当たる音などが反響しないような配慮だとか。 もしここも大理石の壁だとピアノの音が響きすぎる。 特に美季さんの演奏は、華奢な手からは想像できないほどに強烈だ。 意図せずしてリサイタルホール仕様の、適度な音響の会場となった☆☆☆ 曲の解説をする美季さん 曲ごとに、演奏前に詳細なエピソードが織り込まれた♪ 今回も期待を上回る、ダイナミックで迫力に満ちた演奏だった。 シャンデリアの下で記念撮影 普段は大変愉快な性格で大人気の美季さん。 演奏会は大盛況で、思わず\(^:^)/のポーズ♪ シリーズでご案内した綿業会館、華麗なる様式美の世界。 如何だったかな? 今回見られなかった場所もまだまだあるので、是非また行ってみたい~☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 13, 2007 09:05:09 AM
[建築&ナショナルトラスト日誌] カテゴリの最新記事
|
|