2023年02月の記事一覧 | Maiさんのつぶやき日記

気分変調症（持続性抑うつ障害）について

先日ご紹介した本です。対人関係療法でなおす気分変調性障害自分の「うつ」は性格の問題だと思っている人へ【電子書籍】[ 水島広子 ]個人的に参考になった点を書き出してみました。まず、病気を病気として認識しないといけないんですね。でも、育った背景なども考慮すると、病気のせいなのか、自分個人の問題なのか区別するのは普通に考えて、難しいと思いました。そこは、やはり医療者からの援助が必要ですね。治療法もいくつか挙げられていましたが、自分にどれが適すのか…。それも、医師と相談しながら考えていくものだと感じました。まだ症例が少なく、認知度の低い病気のようですが、私のようにうつ病に悩む方の中には、気分変調症だったという方もおられるのかなと思いました。病気と戦うなら、その病気を知る必要があると考えて、この本を手に取りました。まだまだ分からない事だらけですが…医療者の手を借りつつ、やってみようと思います。

うつ病·気分変調症·双極性障害·パニック障害…同じじゃない！

私は、気分変調症(持続性抑うつ障害)と診断されています。これは簡単に説明すると、慢性のうつ病です。他にパニック障害などもありますが、今回はあえて触れません。メンタル疾患を抱える方は多くいらっしゃいます。でも、社会的には、隠す類の病気に感じます。配慮なのだと思いますが医療者でさえ、精神科やメンタル疾患名称を「こちらの科」とか「こちらのご病気」等濁した言い回しをされます。好んで病気になる人はいないと思います。そして、病気になった責任は必ずしも本人に無いケースも多いと、医師の著書で読みました。でも、腫れ物に触れるような扱いに感じます。精神科に入院していると他の患者さんを「同類」「仲間」のように感じているのかな…と思うケースが多々あります。社会からメンタル疾患者と括られてしまうからかもしれません。でも、うつ病も、双極性障害も、気分変調症もパニック障害も、適応障害も…みんな、違う病気なんです。そして、バックグラウンドも各自、異なります。状況も、症状も、重症度も全部、違います。「メンタル疾患だから、ツラい気持ち分かるよね？」って思いたくなるのは、理解できます。今、私は、仕事や家事どころか日常生活もできず、生きていて良いのか、家族を不幸にしているのではないか、息しているだけで良いのか、そんな風に悩みながら、入院しています。いわば、最後の砦としての入院です。同室の方たちは、皆んな優しいです。でも、家にいるのがツラいからどうしたら入院させてくれるか聞いていてそれをして、入院した(笑)と言っていました。病名は色々あるけどさ～結局みんな変わらないよね！って。それは、違います！少なくとも、同室の方たちは生きるのが前程でより快適に、より良く社会生活を送ることが目的なんだなと思いました。私は、生きるのかすら決まっていなくて揺れに揺れて…。前程が違う。メンタル疾患を持つ者同士でも、こんなに認識が違うんですね。もちろん、皆さんが口にする言葉が全てだとは思いません。それぞれ言えない事情はあるでしょう。私の悩みを、周りのスタッフは理解してくれました。メンタル疾患を持たれる方も、その周りでサポートしてくださっている方も、個々の状況が違う事を念頭に置き受け入れてくださることを願います。

誰もいない病院のカフェ

本日、日曜日。病院は緊急外来しか開いていないので、静かです。いつも騒然としているカフェも日曜日ばかりは、この通り。コロナになってから、入院中に家族と面会も出来ないので外来も、気持ちも、ガランとした感じです。昨晩は夜中に、苦しさと、罪悪感と、絶望感で、混乱状態に…。「もぉ薬は要らない！」と看護師さんへ。薬をのんだら楽になるわけじゃないし、でも一度に大量の薬をやめたら、どうなるか…。それは、身を持って知っています。そぉ何年も前、いい加減だった医師から「薬を止めたきゃ、やめれば良い」と言われ、そのまま実行。嘔吐し続け、過呼吸になり、体が麻痺していき、意識を失い…救急搬送されました。今は、入院中。「ここは病院だから、嫌でも助かるよ」って看護師さんに言われました。結局、当直医が来たけど…研修医。慣れてない感、満載でした。「…。飲みたくなかったら飲まなくても良いですけどね…。飲んだほうが良いと思いますよ」って。本当に、７錠の薬をすっ飛ばして大丈夫なのか？主治医が知ったら、研修医が怒られるんじゃないの？色々と思いつつ…。慣れない人が怖いし、帰ってくれそうにないので…仕方ないので、薬のみました。寝てた所、起こしちゃって申し訳ないしね。うつ病になって、気分変調症（持続性抑うつ障害）になって、限界を超えても頑張って。残ったのは、苦しみと、罪悪感と、絶望感と、孤独感。そして、日常を失い、全身を襲う痛み。私の人生は…なんなんだろう。

セラピードッグの日

本日は、ボランティアさんたちがセラピードッグを病院に連れてきてくれる日でした！この３匹です。個人的には、１番右の片耳が垂れた子が好きです。座り方も独特(笑)。なんで、腕が折れちゃうんでしょうね。もともと保護犬なので、犬種は不明ですが、冬の毛になって、モコモコ。ここのところ「ちょっと落ち着いた表情になった」と言われたりします。自分では、落ち着いたのか、思考や感情がフリーズもしくは麻痺しているのか…分かりかねるところです。頭が空回りしているようにも感じ…友達に対しても、あまり適当でない発言をしてしまう事もあるようです。「ちょっと、おかしいよ」って言われたり。主治医は「まだ考えるエネルギーが溜まっていないから、色々な事を考えすぎないように」とおっしゃいます。自分でもよく分からないし今は、看護師さんと話したりもできるので友人たちの負担にもならないようにしばらく大人しく、連絡は自粛しようと思っています。そうそう。セラピードッグに会いに行ったら「お久しぶりです」と、声をかけられました。知り合いはいないはず…と思ったら前回の入院時に同室で、親切にして下さった方でした。基本的に、他の患者さんとは話さない！で通している私。自分の病気を話したい方もおられるようですが私は医療者ではないし、疲れるし。自分のプライベートな事を知らない方に話したくない。ついでに言えば、人と話すのが苦手。色々な考えの方がおられると思いますが、私は、病院には治療に来ているつもりで入院も、その一環。お友達をつくりたいわけではないのです。でも、考え方はそれぞれ違うので難しいな～と思います…。