紫煙の彼方に

植物性のマーガリンと動物性のバター。
どちらが健康に良いと思われるでしょう。

普通、動物性より植物性の方がヘルシーなイメージです。
自然のままなら、そうなのかも知れません。
自然の状態で液体である筈の植物油に、水素を添加すると固まってマーガリンになるということです。
このときにトランス型脂肪酸という困った物質が出来る。

トランス型脂肪酸は心臓病、クローン病、痴呆、糖尿病の原因になると言われています。
欧米では禁止や規制がされているのに、日本では野放し状態。
ＴＶの健康番組でも、食品メーカーは大スポンサーですから、取り上げられる事はありません。
日本マーガリン工業会の発表では「日本は欧米に比べ、摂取量が少ないから大丈夫。」だそうです。
量の問題か？そういうことでは無いだろうと思いますが…。
少ないから大丈夫、裏返せば多ければ危険ということを認めている訳でしょう。
大丈夫と胸を張って言える事ではない筈、何を考えているのだか解りません。

トランス型脂肪酸はプラスティック脂肪と言う学者もいます。
マーガリンの分子構造はプラスティックと極めて似ているのだとか。
埋めても土に還らないプラスティック、母なる地球が分解出来ない物を体内に入れて上手く処理できるとは思えないのです。

植物性だけど人工脂肪のマーガリンと、動物性だけど自然の乳脂肪のバター。
どちらが健康的だと思いますか？
そうそう、今ＴＶ等で盛んに宣伝している、健康に良い、脂肪が付き難いオイルといわれている「エ○ナ」も普通の油よりトランス型脂肪酸がやや多いそうです。

人間が小賢しい知恵で造ったものより、自然のままで美味しいバターやオリーブオイルを食べた方が安心という事ですね。
実際に食べ比べても、マーガリンよりもバターの方が美味しいのですから。
元々、代用バターとして作られたマーガリン。
ヘルシーで無いと解れば、選択する理由など何処にも無いのです。

煙草の場合はどうなのでしょうか。

ニコチン０．１ミリの煙草なんて畑に生えている筈も無く、工場で色々な処理が施されていると思われます。
安全な処理なら良いのですが、手間暇かけて不味いものを作るというのは何かに似ています。
様々な処理工程が施された０．１ミリよりも、自然のままに近い、キツイ煙草ほど体には優しいのかも知れません。
そういう意味ではボルタアバホの畑で、無農薬栽培されたタバコの葉を巻いただけの、ハバナのシガーが一番ヘルシーな煙草かも。
虫が寄ってくるのですから。
（虫の寄って来る話は後日、別に書きます。）

煙草も食品も自然な状態に近く、薫り高くて美味しい物は体にも優しいという事なのでしょう。

何とか最後は強引に煙草ネタに持って来てしまいました。(^^ゞ

下記にＵＲＬを幾つか上げておきます。
後は御自身の判断で。

http://www7.0038.net/~ryouko/trans.htm
http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/jp/medi/307383
http://www.binchoutan.com/abura.html
http://www.geocities.com/HotSprings/4347/marga.htm
http://allabout.co.jp/health/diabetes/closeup/CU20010909A/index.htm
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2004/11/post_19.html