カテゴリ:カメラ
この数年、35mmの銀塩写真は撮っていない。
冷蔵庫保存のリバーサルフィルムは数年前に期限を過ぎている。 懇意にしていた写真屋が店を閉めてから、撮影意欲が減少。 細かい指示を出しても、希望通りに仕上がらないプリント。 以前であれば私が駄目を出す前に、店主が焼き直しを命じていたのに。 現像で数日、手焼きのダイレクトプリントを頼んで数日、焼き直しを指示して数日、再焼き直しでまた数日。 この時世に1枚の作品を仕上げるのに、何日掛けさせれば気が済むのだろう。 その度に家と写真屋を往復するのに疲れてしまった。 どこかの店主のように、デジタルで自分でRAW現像をした方がストレスが溜まりません。 コンタックスが銀塩からの撤退を発表してから2ヶ月。 ずーっとモヤモヤしたものを引きずって来たが、そろそろ決断の時期かも。 老後にフルマニュアルでノンビリ写真を撮ろうと、キヤノンF-1の最終ロットを注文してから十数年が過ぎた。 時代の流れを見ていると、私の老後に35mmフィルムが存在しているのか怪しい状況になってきている。 使い捨てカメラというか、レンズ付きフィルムがデジタル化されれば、20年後に35mmフィルムが消滅している可能性は否定出来ない。 コンタックス4台とツァイスレンズ13本、マニュアル キヤノン2台とFDレンズ6本、売り払ってしまおうか思案中。 処分しても、デジタルボディと共用できるニコンのシステムは残っているし、レンジファインダーのライカも在るので何も困らないのだが…。 ツァイスの描写が懐かしくなれば、ハッセルブラッドを引っ張り出せば済む事。 頭の中では整理出来ているのだが…。 長年、愛用してきたものを手放すのは迷いますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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