カテゴリ:パイプ
在りし日の京都タバコセンター、大丸京都店喫煙具売り場。
此処で、山積みになった得体の知れない物体を目撃した事から全てが始まった。 元々、ライターや喫煙具が大好きで、喫煙具売り場は常にチェックしていた。 無論、ウインドウの中で艶々輝いているパイプも目に入っていたのだが…。 当時、学生の身分では買う気さえ起きない値札が付いていた。 専門店へ行けば、安いものも在ったのだろうが、デパートの正面入り口に近い喫煙具売り場、安いパイプ等ウインドウの中には見当たらなかった。 そんな時に目撃した、ワゴンに山積みの得体の知れない物。 遠目には薄汚れた積み木に見えた。「何やコレ?」、それが第一印象。 穴あき原木とのファーストコンタクト。 「ハンドメイドパイプの作りかた」の書いた説明書も置いてあった。 「面白そう!」、確かに面白そうであったが、何よりも値段が安いのが気に入った。 確か、800円くらいではなかったか。(記憶が曖昧) 作るにしても手本になるものは無いかと、書籍売り場で『パイプ党入門』を購入。 最初は基本通りにということで、ビリヤードを制作。 削っては咥えを繰り返し、徹底的に軽さに拘ったスリムなビリヤード。 最後にシャンク上部に大きな傷が出て悲しかったけれど…。 それが、私の最初のパイプ。 初めて喫った、ハーフ&ハーフは最高に美味しかった。 遠い日の懐かしい想い出。 全長:135ミリ チャンバー径:18.5ミリ チャンバー深さ:35ミリ 。 重量:24グラム。 木目出しはペリカン ロイヤルブルーインク。 染料は 珈琲(モカ ヤファイ)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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