カテゴリ:シガー
あれは去年の夏の頃。
部屋の中に、雨の降る前に群れで飛んでいるような小さな虫(名前は知らない)が一匹迷い込んでいた。 「鬱陶しいな。」と思いながら、虫の行方を目で追っていた。 「ロミオ・イ・フリエタ シガレット」が発売されたので、シガーその他と一緒に取り寄せた荷物を開封。 早速喫ってみる。コイーバシガレットよりマイルドで喫いやすい。 コイーバから乗り換えようかと考えていると、先程の虫が目の前を通過。 殺意が芽生えた次の瞬間、虫がシガレットの先端付近で、煙と戯れて輪を描いて飛んでいた。 「お前(虫)、煙草が好きなの?」。 不思議なことに他の煙草を喫っても、虫は寄って来なかった。 暫くして、モンテクリスト・ミニシガリロに点火。 すると何処からともなく、また現れて煙と遊んでいる。 「香りの良いのが好きなんだ。」と納得。 ならばと、ビリガー、パンターと立て続けに喫ってみたが現れなかった。 ロミオとモンテが良くて、ヨーロッパ製は駄目? キューバが良くて他は駄目か? あの子(虫)見分けが付くのか? キューバ煙草の特徴、虫が敏感な物といえば、アレしかないか。 キューバの煙草は無農薬栽培のシガーリーフ。 他の煙草は残留薬物でも含まれているのだろうか。 彼(虫)はそれに気付いているのか? それでは最後に思い切り楽しませて上げようと、パルタガス・コロナを喫った。 いつまでも彼(虫)はシガーの煙と遊んでいました。 後日、知り合いの家を訪ねた。 「今日は孫が寝ているので、煙草は遠慮して下さいね。」。 「いいですよ。」と寝ている赤ん坊の方を見た。 彼の枕元には蚊取り線香が置いて在った。 私のポケットには「ロミオ・イ・フリエタ シガレット」。 虫が寄って来るものは駄目で、虫が死ぬ蚊取り線香は赤ん坊の傍に置いても大丈夫なのか? アメリカでは屋外使用に限定して販売されている、という噂を聞いたことがあります。 不思議ですね。 蚊取り線香の危険性 http://eon.fc2web.com/danger/katorisenkou.htm http://www.microbes.jp/aimai/kurashi/fl342.htm お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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