カテゴリ:酒
5月1日、May Day 。
風薫る季節。 遥か昔の1974年5月1日、京都、京福電鉄鞍馬線、山深い無人駅のプラットホームのベンチに何時間も佇んでいた。 新緑が眩しくて、ただ風の音だけ聴いていた記憶。 過去と未来の狭間で、時間の止まっているような場所に居たかった。 何故だか分らないけれど、5月1日はいつもセンチメンタル。 多分、緑が一番美しい日だから…。 風薫る5月か…、パイプの煙でも薫らせましょうかね。 1994年5月1日、サンマリノ。 イモラ・サーキットのタンブレロコーナーで、風になってしまった英雄のために、今夜はグラスを傾けることにしましょう。 酒は「マッカラン 1994年 G&M」、11年前の香りと記憶を紫煙と共に…。 音速の貴公子に乾杯! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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