紫煙の彼方に

郵便局からの電話で叩き起こされた。
寝起きはいつもご機嫌斜め。

「○○さんから喫煙具を買いましたか？」。
「何故、郵便局がそんな質問するの？」。
「郵便番号しか書いてないので・・・」。
「ハァ？・・・」。
「住所も名前も書いてないのです」。
「で、何故ウチに電話してきたの？」。
「配達の者が、その字で喫煙具を配達した記憶はお宅しかないと言うもので・・」。
「確かに注文しましたよ。その配達の人に早く持って来るように言って下さい。午前中の時間帯指定なのに、いつも昼間際に持って来るんじゃねぇぞ、って私が怒っていたとお伝え下さいね。」。
「なるべく早くお届けします。」。

どうやら、「喫煙具、パイプ」と書いてあれば、郵便番号だけで荷物が届くらしい。
考えてみれば、同じ字内に同じ苗字の家は無いから、郵便番号と名前だけで届く訳だ。

旅行先から自宅に荷物を送る場合、郵便番号と名前だけ書けば良いのか。
名前も書くのが面倒なら、品名にパイプと書いておけば届くだろう。
クロネコさんなら、多分確認の電話すら無く確実に持って来る筈。



今度、試してみよう。
信州で「野沢菜」でも買って、品名「パイプ」。
「バ○ブ」と書くと、斜め向かいの未亡人宅に…。○＝(~_~メ) バキッ