紫煙の彼方に

暇に任せて、サンドブラストとラスティックのパイプの手入れ。

シェル仕上げのパイプはクリーナークロスで拭いただけでは表情がイマイチ冴えないし、強く磨いてもクロスがボロボロになるだけ。

豚毛の柔らかな歯ブラシでブラッシング。
いつも思うけれど、ブラッシングする度に艶が出てくるから楽しい。
豚毛に脂成分があるのか、表面に付着したクリーナー、ワックス類が均等に馴染むのか、多分両方なのだろうけれど。

艶だけでなく、立体感も際立って来るから面白い。
凹んだ部分に溜まっていた埃、汚れ等が落ちて、表情が豊かになって来る。
普段は愛想の無いダンヒルの真っ黒いシェルさえも魅力的に見えます。

スムース仕上げのパイプをクリーナークロスで拭くよりも楽しいから、ついつい時間を掛けてブラッシング。


休日の午前中、楽しく遊んでしまいました。