紫煙の彼方に

昨日に引き続き、魔魅ちゃんが持って来たパイプ第二弾。

「森で拾ったカワユイのってなに？」
「ホラ、これだよ。ドングリさん」
「ドングリ？キノコじゃないの？」
「ア～ホントだ、逆にしたらキノコさん、カワユ～イ！」


二本目もZOUSANのパイプです。
制作コンセプトは「ドコモダケ」。
もう少し不気味なキノコを想像していましたが、
出来上がったものは可愛いキノコでした。
見ているだけで楽しい気分になれます。

キノコの笠の部分は 微妙に色が変えてあって可愛らしさが増しています。
太目の竹をカンバーランドで繋いだバンブーシャンク。
マウスピースも象牙のリングの嵌ったカンバーランド。

見た感じはとてもカワユイのですが、このパイプは結構グルメで煙草を選ぶようです。
連投して色々喫ってみたのですが、着香系とかバーレーの入っているものはバーレーが主張し過ぎてしまう感じがしました。

最後に喫った『バルカン･ブレンド』はとても美味しかった。
ラタキア感は少し薄めで、シガーリーフが混ざったような香ばしさを感じます。
何かに似ていると思ったのですが、Jorgen Nielsen のパイプの喫い味に良く似ていると思いました。

ラタキアの嫌いな作者が作ると、ラタキアが美味しいパイプが出来るというのも面白いですね。

次回はバージニアを喫ってみましょう。





ZOUSAN　　5-61