感謝
お客さまが「お店に来る」ということはスゴいことだと思う。ある人は色々な準備をして、天候を確認して、時刻表をみて、バス停まで歩き、バスを待ち、バスに何十分も揺られ、バスを降り、また歩いてコスコジにくる。ある人は嫌がる子どもを自転車に乗せ、ヘルメットをかぶせ、重いペダルを踏み、坂道をたちこぎし、すぐ隣を走る車に恐怖を感じ、何分もかけて、汗をかきながらコスコジにくる。ある人は雨の日、子どもを抱っこし、子どもの重い荷物を肩にかけ、風に吹かれ、傘をさし、雨の中何分も歩き、びしょ濡れになりながらコスコジにくる。自分は、何分もバスを乗ってお店に行くだろうか?子どもを何分も自転車に乗せてお店に行くだろうか?雨の中びしょ濡れになりながらお店に行くだろうか?僕らはそのことを良く考えなければならない。だから、お見送りの時は自然と頭が下がる。何秒も下げていて周りは変に思うかもしれない。だけどそれは自然のことなんだ。