2008年の営業を終えて思うこと
ちょっと長くなりますが勘弁してください。少し前のこと、お客様としてお店に入ってきた23、4歳の女の子が小さなお店をたった一人でやっていると聞いた。よく聞くとそのお店はちょっとした食事もだすカフェらしい。僕は彼女に「お店は大変?」と聞くと彼女は「とっても楽しい」と言っていた。僕は理由を聞きたくなって「色々な人と色々な話が出来るから?」と質問すると彼女は「例えば料理でも私が作った料理を美味しいと食べてその料理が消化され、その人のエネルギーとなり生きる原動力になっている、例えば会話でも私と話したことで何かに気づき明日を生きるちょっとした糧になっている。そう思うとうれしく仕方ないんです。」と、くったくなく笑っていた。僕はその時に正直とっても驚いた23、4歳程の女の子が今僕らと同じようなこと感じて、たった一人でお店を運営していたのだから。そして改めて勉強させられた気がした。「誰かの喜びが自分の喜びとして返ってくる」改めてなぜこんな話を書いたかといえば、僕は独立する前にこんなことを思わなかったから。今まで自分自身の喜びの為だけにに生きてきたと思う。この2008、年本当にこの「誰かの喜びが自分自身の大きな喜び」なんだということを僕は学び実感した。そしてそれが僕らが目指している「商売の本質」。そういった意味で僕にとって2008年は本当に意味のある年になったと思う。