なぜ条件の良い誘いを断り、厳しい道を選ぶのか?
正直言うと、昨年だけでショッピングモールや複合施設などから出店依頼がたくさんありました。その数、5つ。とても条件的にはありがたい内容が多く、単純に売上と利益を取りにいくならそこに出す方が当然いいと思います。きっと今の2倍や3倍の売上は取れると思います。でも全てそれは断り、浦和出店にこだわり続けあえて厳しい道(条件的にも)を今回選びました。なぜそんな事をするのか?それは単に僕の夢だったからではありません。それは僕らを支え応援してくれた北浦和のお客さんを第一に考えたからです。みんなに育ててもらった僕らの成長を見える形にし、行き来できる近い範囲でもっともっと(これからの人生を含め)楽しんで欲しい。そう素直に思ったからです。(カッコつけて言わせてもらえば恩返しです)人にとって、自分の事を良く知る自分の居場所は多ければ多いほど方がいいと僕は思う。もう、ひとつは仲間のためです。スタッフ一人一人「家族の笑顔」を守ためには住む場所からの距離はとても重要な要素だったからです。僕らの理念からブレる事を売上や利益を取る為にしたくはありません。だから、僕にとって大切にしたいものはシンプル。今までずっと僕らを応援してくれたお客さんとこんな僕と一緒にいてくれる仲間そして理念。もちろん経営者としての数字的計算ももちろんするけど、それはそれほど重要ではありません。誰のために、なんの為に商売するのか。結局はそこに向かうと思うんです。