小さなお店にこそ大切なこと
昨日は夜中まで和気あいあいの店内ミーティングでした。
僕らは年二回「春夏テーマ」2.3.4.5.6月と「秋冬テーマ」9.10.11.12.月(季節テーマ)をみんなに話し合いによって決めるんです。
なんでそんな事をするか?と言えば
店の理念や僕のビジョンってみんなからするとやっぱりやや遠く「社長個人の思い」になる傾向があります。
だから「みんなで決めるなにか?」が店全体の中で必要だと僕らは考えたんですね。
(どうやって決めているかは、またユニークで変わっているので別の機会に話をしますが)
もちろんそのテーマは理念との繋がりは意識しますが、基本は自由。毎回色々なものが季節テーマとして掲げられます。
ちなみに次の秋冬テーマは「柔和(やわら)かわいく」です。
このテーマを元に今度はコスコジの季節テーマカラーを担当の西口スタッフの関根さんに決めてもらい、そのカラーをもとに「演出」「仕入れ」「オリジナル商品づくり」を勧めていきます。
【「理念」→「季節テーマ」→「テーマカラー」→「演出・仕入れ・モノづくり」→ 「接客・売り場・販促」】
要は流れと一貫性です。
僕はこの一貫性がものすごく気になる人なんですね。ちゃんと一本、スジが送ってるか否か。ブレてないか。
ともすると
お店や会社って言ってること、やってること、それぞれ方向がバラバラになります。思いも商品も売場も演出も販促も少しずつ方向がズレていく。いや、ほとんどがそうだと言っていい。
そうすると「お客さんには結局のところ、このお店は何が伝えたいのか(何を届けたいのか)分からない」お店になるんですね。
逆に僕はそれを1番恐れています。
一貫性に伝えたい事が、分かりやすければ分かりやすいほど、必要としてる人に届きやすく、共感が強くなります。
僕らのような小さなお店や会社はそれが肝だと確信してますし。お客さんからの信頼を得やすい。
でも、一貫性をとるのはなかなか大変です。理想と現実って話に近い問題も出てくる。ただ流れと順を追っていけばベースはできると思っています。
この写真は「テーマカラー」をもとに作る9月から使う演出物をみんなで作成しているところです
こちらが関根さんが毎回考えるテーマカラーの説明文書