お金が喉から手が出るほど欲しい時に
お金が喉から手が出るほど欲しいと思う瞬間は何度となくやってくるのですが、そんな時でも日頃からコスコジが大切にしたいと思っていることやありたい姿から、本当にブレずにいけるかどうか。それは長い目で見るととても大切な事だと思います。明日が支払いで売上が一円でも欲しい時に、大雨でスタッフの通勤が危険だからお店を休業させるがどうか。もうすぐ返済期日が迫っている時に、安く売りやすく原価の低い物を用意して売るか、それとも売りにくいけど質も価格も高い価値がある物を売るかどうか。多額の費用が掛かり、半年以上時間をかけて準備してきたホテル催事をたまたまの台風接近で中止するかどうか。ようは苦しい時に言行一致させ、行動に一貫性を持たせられるかどうかです。ただこれは口で言うほど簡単ではなくて、本当に苦しいのです。なぜなら、売上がなくお店が潰れたら自分の家族だけでなく、もっとたくさんの方に迷惑が掛かるのは明白だから。周りには決断を簡単にしてるように見えるかもしれないですが、裏側に震えるほどの葛藤があるのは事実です。ただその苦しさを理解してくれる仲間がちゃんいる。それを粋に感じて、より頑張ろうと思ってくれた仲間がいる。それが今、店長、副店長を中心にコスコジに残ってくれているスタッフたちです。そういった仲間がちゃんと残っている現状をみると、あの時は本当に苦しかったけど決断は間違えていなかったと思えるのです。