申し訳ない気持ち。感謝の気持ち。見返したい気持ち。
一緒に創業した仲間二人がコスコジをほぼ同時に去る時に本当に申し訳ない気持ちになりました。現状も厳しく、明るい未来も示す事ができなかったから。自分が逆の立場だったらきっと同じこと事をするだろうなと。同時に羨ましいと思ったんですよ。イイなぁ逃げる事ができて。そんな選択肢があって。僕はずっと逃げられないし止まることも許されない。沈没しそうな船に取り残されるような深い絶望を感じたのをとても覚えています。ただその後も売上は下がらず今まで二人の人件費が重かった事もあり退職を機に僕らは一気黒字化できたのです。「きっと二人はこの流れを分かっていたんだ。」そう思うと気持ちが軽くなったし感謝の気持ちが強くなりました。二人はこれ以上ない素晴らしい置き土産をくれたんだと。(事実、本当にそうだったと思います)もちろんそんな綺麗な気持ちだけではありません。「お前らが居なくても全く問題なかった。むしろ俺はここまでやったぞ」そういつか伝えたい。それが僕を根底で支えていたのもウソではありません。もうすぐ創業17年。たくさん人がコスコジに入り辞めていきました。ただ思うのは誰一人必要でなかった人はいないということ。その時その時で全力で仕事をしてくれたのは間違いありませんし、みんなのおかげで今もコスコジは続けることができています。一人ひとりに感謝の気持ちでいっぱいです。本当に本当にありがとう。