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カテゴリ:公園・施設
勝山城址公園近くには民家広場なる場所があります。古い民家が公開されています。
↑こちらは旧森家長屋門です。長屋門は長屋の中央に出入り口を設けたもので、両側は物置や隠居屋などに利用されました。本来、武家屋敷のものだったそうですが、近世以降、明主・組頭など村役人格に許されるようになって、更に明治以降は家格関係なく建てられるようになりました。この長屋門は喜連川町鹿子畑から移築されたもので、天保年間の建造と推定されています。 ↑こちらは旧大島家住宅です。規模は小さいですが、江戸時代中期の村役人の住居です。近年まで使用されたもので床の間付きの畳の間あり、板戸で生活の場である板の間と仕切られ、更に勝手場兼作業場の広い土間があります。正面の軒は長く張り出していて、それを支えるための外柱があります。外縁や大黒柱はなく、古い民家の形を留めています。矢板市塩田より移築されたようです。 一度こういった古い民家で鍋を囲みながら談笑してみたいですね。 ↑私が訪れたのは6月中旬。紫陽花の咲き始め時期でした。民家に紫陽花、日本らしい光景でした。 ↑民家広場には幾つかの花が咲いていました。こちらはヤマボウシですね。ミズキ科で、歌で有名になったハナミズキの兄弟花木となります。ハナミズキの方は北アメリカ原産で別名アメリカヤマボウシと呼ばれ、ピンク色の花を咲かせます。 ↑こちらはドクダミです。漢字で毒痛みと書くようですが、煎汁は多くの病気に効くため十薬という名前もあるようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.09.27 21:50:48
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