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カテゴリ:歴史・史跡
↑雨情旧居の隣りに童心馬という像が建てられていました。彼の著書の中で「(前略)自然に直面し、自然と握手することの出来る心は、永遠の児童性であり、童心であります。童謡は童心より生発する芸術でありますから、意識的に作られることは、童謡の本質ではありません。童謡は、飽まで歌謡のすがたを備へた童心芸術であります。」彼の作品は全て童心が基礎になっているのですね。 ↑野口雨情ですが、昭和19年1月に大戦末期の戦禍を逃れるため、ここ宇都宮市鶴田に居を移し、悠々自適の生活に入りました。しかし残念なことに、翌20年に病に倒れ家族や詩を愛する人々に見守られながら62年の所外を閉じたようです。 ↑旧居の隣りに「詩人野口雨情 ここに眠る」なる石碑が・・・。 ↑一方、旧居前の道路を隔てた対面側にもこんな標が・・・、どちらが正しい場所なのでしょうか? ↑その隣りには「あの町この町」の詩碑が。このシリーズはこれにて終了です。最後に「あの町この町」の詩を残して終わりにすることにします。 あの町この町 日が暮れる 日が暮れる 今きたこの道 歸りやんせ 歸りやんせ お家がだんだん 遠くなる 遠くなる 今來たこの道 歸りやんせ 歸りやんせ お空にゆふべの 星が出る 星が出る 今きた此の道 歸りやんせ 歸りやんせ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.02 19:01:30
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