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カテゴリ:歴史・史跡
今このブログを書いている最中、外の風と雨が強くなってきました。栃木県は台風の通り道になりそうで、今晩変な被害が出ないことを祈っていますが・・・。
昨日コメントした日本女子オープンゴルフは結局、中国のフォン選手が優勝しました。フォン選手は優勝インタビューで「日本のゴルフトーナメントが自分を育ててくれた」と感謝の意を表していました。アナウンサーや解説者はこの点を取り上げませんでしたが、中国人選手がこういう発言をしてくれたことに、私はスポーツマンシップを感じて快く感じました。 木戸選手はスコアを落としてしまいましたが、あの爽やかな雰囲気が素敵で、今後応援したい選手の一人になりました。 足利学校の話題に戻ります。 ↑いよいよ学校の中に入っていきます。 ↑学校門を入ってすぐのところに旧遺蹟図書館があります。市の重要文化財に指定されているこの建物、足利学校が廃校になって以降、明治36年(1903年)に貴重な書物を継承するためにこの図書館が開設されたそうです。現在のこの建物は大正4年に建てられたものとのこと。大正の香りが漂います。 ↑周囲の竹林も独特の雰囲気を作り出しています。 ↑旧遺蹟図書館を左手に通り過ぎるとすぐこの杏壇門が目に入ります。杏壇は孔子が弟子達を教えた場所に杏の木が植えられていたことに由来しています。この杏壇門の奥に見える建物が、孔子廟(聖廟)です。 ↑完全にピンボケになってしまいましたが、孔子廟に孔子坐像が祀られていました。儒教の祖、学問の神様ですね。 ↑孔子廟の敷地の中だったと思いますが、こんな月桂樹が・・・。東郷平八郎が自ら植えた木のようです。その日付を見ると日露戦争後の1906年(明治39年)。足利学校の孔子廟において、孔子とその高弟を祀る釋奠(せきてん)に参加した折に日露戦争の勝利を記念して植樹したものだそうです。足利学校の歴史を感じさせます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.09.30 17:19:59
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