|
テーマ:サッカーあれこれ(20123)
カテゴリ:サッカー関連
FIFA(国際サッカー連盟)は火曜日、昨年11月16日に行われた2006年W杯予選欧州プレーオフ2ndレグ、トルコ対スイス戦(4-2でトルコ勝利:トータル4-4、アウェーゴールによってスイスが本大会出場権獲得)で起こった乱闘事件の処分として、トルコの今後のホーム戦6試合を中立会場で無観客試合とする制裁を課したことを明らかにしました。
※トルコサッカー協会: ・今後6試合のホーム戦を中立地(トルコ国境から少なくとも500キロメートル離れた地)で行い無観客試合とし、これら6試合開催にかかるコストを全額負担。 ・20万スイスフラン(15万4200ドル)及び手続きコスト2万スイスフランの罰金。 ※アルパイ・オザラン(トルコ代表DF): ・6試合の出場停止。 ・1万5000スイスフラン及び手続きコスト1000スイスフランの罰金。 ※エムレ・ベロゾギュ(トルコ代表MF): ・6試合の出場停止。 ・1万5000スイスフラン及び手続きコスト1000スイスフランの罰金。 ※セルカン・バルチ(トルコ代表DF): ・2試合の出場停止。 ・5000スイスフラン及び手続きコスト500スイスフランの罰金。 ※メーメト・オズディレク(当時トルコ代表アシスタントコーチ): ・12ヶ月間のサッカー活動禁止。 ・1万5000スイスフラン及び手続きコスト1000スイスフランの罰金。 ※ベンジャミン・ハッゲル(スイス代表MF): ・6試合の出場停止。 ・1万5000スイスフラン及び手続きコスト1000スイスフランの罰金。 ※ステファン・メイヤー(スイス代表理学療法士): ・2試合の参加禁止。 ・6500スイスフラン及び手続きコスト500スイスフランの罰金。 今回の騒ぎの発端は、試合後に走ってロッカールームに戻ろうとするスイス代表選手にオズディレク氏が足をかけて転ばそうとしたことと目されており、その報復としてハッゲル選手がオズディレク氏を蹴った。 その後トンネル内で両チーム選手を巻き込む乱闘騒動となったそうです。 今回の処分で出場停止の試合については、親善試合には適用されなく、国際公式戦に適用されるため、6試合の出場停止を下されたスイス代表MFハッゲル選手は2006年W杯に出場できないこととなります。 また、トルコは、今年9月に始まるユーロ2008(2008年欧州選手権)予選でグループCに属し、ギリシャ、ノルウェー、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ハンガリー、モルドバと対戦するが、今回の処分によって、すべてのホーム戦が自国でプレーできないこととなります。 まあ、ひょっとしたら、2010年のW杯予選に出場不可になるかもと一時言われていましたが、そうはなりませんでした。 なお、処分を課されたものたちは、FIFA規律委員会に提訴することが可能となっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.02.08 11:22:19
コメント(0) | コメントを書く |
|