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私と猫と編み日記-幸せな女と思われたい-

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coyote24

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coyote24@ Re[1]:疲れたな。(01/07) coyote24様の作品のファンです(~▽~@)♪♪…
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Jul 7, 2008
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カテゴリ:恋愛
確か、あれは・・・・・・・
はっきりと、思い出すことすら、もうできない。
ざっと、ほんとざっと計算しただけで、もう5年。

「アサミちゃん、彼氏いるの?」
って質問には、
即答で「なし」
ちょっと、かぶっちゃうくらいの即答。
たぶん、「彼氏」の「し」のあたりで「なし」って言ってたと思う。
だけど、ほんとは、この5年、だれーにも言ってなかったけど
世間で言う、失楽園つーのか、
つまり、妻帯者と付き合っていた。

今はもう、好きなのかどうなのか、最近よく分からなくなっていた。
自分で自分に聞いても、二つ返事で答えることさえできない。
何度も何度も、私は、やめようと思った。
それなのに、いまひとつ、勇気というか、思いっきりが持てなくて
だらだらと関係を続けていた。
何にそんなに執着しているのか
途中から、私自身さえもわからなかった。
一人には慣れてたし、誰かと一緒にいたかったわけでもない。
だって、実際、私はこの5年間、ほとんど一人といっても過言ではないくらい
普通の恋人同士のような繋がりはなかったんだから。
「彼氏いません」って言葉だって、あながちウソじゃない。
私が暇だって、私からは絶対誘わなかった。
それは、最初は遠慮から。
今は、最後のプライドのようなものだった。
私にはなにもないのだから。
時間を私が合わせてあげる。それくらいの意地は欲しかった。
向こうが暇なら、時間を合わせて、ほんのすこーし会うだけ。
なんの期待もしてなかった。
離婚してほしいなんて、一回も思ったこともない。
むしろ、離婚して、私のところにこられても困る。

私は、コブクロが大好きだ!
3/9の横浜アリーナ。
私は、チケットを手に入れることができて、有頂天だった。
一緒に行くはずだった、友達は、年明け早々に妊娠がわかり
遠いって理由に「行かない」ってジャッチを下した。
ちぇーなんつって。
まーコンサートや映画は、結局心で感じるものだから
一人でもいいんだけど、
チケット・・・・・・・。
私は、久々に、彼を誘った。
しかも、誘ったのは1月の終わり。
「多分、行けるよ」って言葉を、私は本気にしてなかった。
半分以上、むしろ多分、この人は来ないだろうと思っていた。
私のことは、いつも二の次だったから。
一番に考えられても困るんだけれど。
だから、何かの都合や予定が入れば、約束は守られない。
私は、それを知っていた。悲しいほど、知っていた。
昔は、それを悲しみ、胸を痛め、涙を流したこともあった。
だけど、今は、そんなことで、胸を痛めるのも、涙を流すことも、馬鹿馬鹿しいとさえ思っていた。
だけど、私は信じてみたかった。
そのときは、これが最後の賭けになるなんて、思ってもなかった。
私たちにとって「最後」なんて言葉は、なんの意味もない言葉だったから。
「じゃーまた明日」みたいな感覚。
軽い。そこらへんに落ちてる、なんらかの破片みたいに軽い。
1週間前に、私の家にチケットが届いた。
思いのほか、いい席だった。私は興奮した。メールを打った。
「何が何でも行かないとね!」って言葉が返ってきたけれど
私は、半信半疑だった。
木曜日、まだ断りの連絡は来てなかった。
私は、信じ始めていた。
多分、有頂天になてたから、気が緩んでた。
夜になっても、断りのメールは来なかった。
あれ~そろそろじゃないんですか?なんて思ってた私も
だんだん、疑う気持ちは薄れて、夕飯を食べ終わるころには
私は、なんの疑いも持っていなかった。
寝る前に、
「もちろん、大丈夫だよ!」って返事が返ってくるとばかり思って
私は、「いけそうですか?」ってメールを打った。
。。。。あれ?返ってこない。
まいっか。明日で。なんつって。
翌朝、有頂天気分には拍車を掛けて、ルンルンなんつって、会社に行った。
ツーステップくらいなら、披露してもいい気分だった。
私は、そうそう!なんて、Webメールを確認した。
私が寝た後に、メールは来ていて、DMを開ける間隔で開いた。
何度も言うけど、何の疑いもなく。 開けた。
・・・・・・・・・・・・・・・・。

びっくりした。久々に、慌てた。
つーか、一瞬、なんの音も聞こえなくなった。
「トラブルで行けない」
そんな3日も前から分かるトラブルなんかあるかっつーの。
それは、「予定」って言うんだっつーの。
でも、私は、すぐに返事を返せなかった。
というより、動揺していた。
昔のように、涙はもう出ないけど。
とりあえず、メールを閉じた。
もう、このメールは開けないと思った。
心が乱れると、疲れるから。
現に、私は、さっきのルンルン気分はどこかへ消えて
後れ毛が3本くらい、出てたんだから。
これないことは、よーくわかった。
いつもより、少し多目に理解できた。
理解力、抜群。頭の中、冴え切ってる。この上なく。
だけど、私はそのメールに簡単には返信できなかった。
ぼんやりしながら、一日を過ごして
会社も終わって、帰り支度をしていたら、携帯がなった。
メールだ。
私は、そのメールが誰からか、分かっていた。
「PCにも送ったけど、日曜日いけない」
私は、また動揺した。
もう、わかってるのに。ちゃんと理解したのに。
文句も言うつもりなかったのに。
せめて、無視くらいさせてくれ。
参った。正直、参った。
気が付いてないと悪いと思って、携帯に連絡してくれたんだろう。
でも、私にとっては、念を押された気がした。
一回しか告白してないのに、二度、振られた気がした。
帰りの電車で、私はメールを返した。
このまま無視しようかと思ったけど。
でも、念を押された私は、もう余裕なんてない。
感じのいいメールなんて書けるわけがない。
「もーいいよ。やっぱりなって思うだけだから」
それだけ、送った。
送って思った。
そうだよ!って。
私は最初から、この人は来ないだろうって思ってたじゃんかって。
すっかり、忘れてしまったから、こうゆうことになるんだって。
馬鹿だなーって。

それっきり、返事が返ってこなかった。
いまだに。ない。
受信メールはどーでもいい、DMだけ。
携帯のメールは、「素敵な女性紹介します」っつーメールで、ほぼ占められている。
私がその「素敵な女性」本人だっつーの。
もちろん、私からも、送ってない。
こんなに連絡を取らないことは、初めてかもしれない。
なんてかわいくない女!って思ったのかもしれない。
トラブルは本当だったのかも知れない。
でも、私にとってはそんなことはどーでもいい。
これない事を責めるつもりもない。
私は、多分、どっかで、賭けをしていたんだ。
今回、来なかったら、もう終わりにしようって。
私から、終わりにしようって。
来ることを疑ってたんだから、最初から終わりにするつもりだったのかもしれない。
もう、今はどっちでもいい。
とにかく、私は、携帯から彼の番号を消した。
メールも消した。受信も送信も。
とにかく、根こそぎ消した。
涙も出なかった。
もう、私からは、連絡ができない。
これで、いいんだと。
多分、このまま、自然消滅するのだろう。私たちは。
もともと、彼は何も言えない人なのだから。
私が何も言わなければ、このまま時間が過ぎて、お互いに忘れていく。
自分から、さよならを言うことすら、彼にはできない。
自分で決めることなんて、できないんだから。

5年なんて、なんの意味もない。
月日に意味があるのは、
普通の恋人同士にとってだけなんだから。

こんな風に終わるとは思ってなかったけど
結局、安易に始まったものは安易に終わる。

私はそれでも、少し胸が痛むような気がするし
いつも一緒にいたわけでもないのに
むしろ、一緒にいた時間のほうが、少ないのに
なぜか、ぽっかり穴が空いてしまったような気さえする。

だけど、今回はいつもの決意と違う。
もう、ここで、絶対、終わりにするんだ。
私は、本気で心のそこから
「彼氏いるの?」って質問には
「いない」って答える。
周りからしたら、なにも変わらない。
あいつ、いつまでたっても一人だなーなんて。
でも、私の中ではきっと違う。

(2008/3/10)





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Last updated  Jul 7, 2008 12:39:00 PM
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