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カテゴリ:憧れ
毎年毎年、この時期思うんだけども
あのピンクの花。 あれ、みんなホントに好き? いやね、うちにある、パキラちゃんなんかね、 もう冬の寒い寒い時期から、結構頑張ってて ちっさい芽とか、ポコポコ出してたんですよ。 で、「見てみて!!!!」なんてアピールしても うちの人たち「ふ~ん・・・・」なんつって。 反応薄。 なのに、あのピンクやろーの事になると、話は別らしい。 なんか世の中規模で あいつが咲いたか咲かないかを気にし出す。 開花予想なんかも結構真剣にしてる。 桜前線とかもささやかれる。 ほっときゃー咲くのに。 なんなら、うちのパキラちゃんも見てあげてほしいくらい。 私は桜が好きじゃない。 というか、春っつー季節が嫌い。 なんで、あんなに春が来る!とか言って 浮き足立つのか、ぜんっぜん分からない。 なんとなく真新しさっぽくなるも気に入らないし フレッシュな○○とかのフレッシュがやだ。 こっち全然、古株なのに。 ぜんぜん真新しくないの。会社も家も生活も。 だってだってー秋が来たとき、こんなにみんな騒ぐ? 私なんか、一人で「秋が来たね!」なんて浮き浮きしちゃってるのに 結構、冷たい視線を注がれる。 夏の片付けみたいな雰囲気になってて なんかね、みんな疲れ顔。 大体、あのピンクの花が散るときは 「わ~きれい~」なんて言ってるけどもー。 花吹雪とか言われてるけどもー。 秋だって、散るんですよ。 葉っぱ。あれだって、すっごく綺麗なのよ。 イチョウの葉とか見てみてーって。 黄金色だから。 私は同じ散るだったら、断然、葉っぱが散るほうがいい。 そして私は、この時期になると あのピンクの下は通らないようにしてる。 ちょっと、遠回りさえする。 だってーあのピンク、なんかヘアーとか付いてる虫飼ってるんですよ? たまに、ポトなんつって。肩乗り。 油断も隙もあったもんじゃないっつーの。 去年のこの時期、 当然、あーまた春きちゃったよーなんて、 ある憂鬱な朝、いつものように満員電車に乗って 立ち寝も披露できそうなくらい眠かったんだけども ふと、前に立ってる男の背中を見たら 毛虫がいた。モジモジしてた。 こんな至近距離で、あの子と顔を合わせたのは初めて。 多分、この先もない。 眠気とかも吹っ飛んで 満員なのに、私思いっきり、身体引いた。 多分、後ろの人とか 「ちっ。この女、空気読めよ」とか思ってたと思う。 でも、空気読んでほしかったのはこっち。 私の焦り様に、最初は「?????」って思ってた人たちも だんだん「!!!!!!!!!!!!!」ってなって。 みんな、身体引く引く。 あれ?この電車、こんなに空いてたんだーっつーくらい スペースが出来てた。 でも、毛虫乗っけてる本人、「????????」なの。 背中見えないから。。。 でも、とにかく、乗っけてる男と毛虫ともども、動いてもらったら困るの。こちとら。 そうゆうの、乗っける気はないの。 つか、タイミング的にも、それは、今日じゃないなって。 ブローチとかのアイテムも、今日はいらないかな~って。 禿げてるおっさんとかも、 毛は間に合ってますって言っちゃうくらい。 それなのにー隣にいた40才(予想)くらいの女。 「虫ついてますよ」とかってその男に言っちゃってー。 多分、私を含めて回りにいた人たち、 全員が「てっめ~!!」って思ってた。 「ついてますよ」なんて言われた本人 冷や汗ものですよ。そらーね。 え?え?なんつって振り返る振り返る。 振り返ったって見えないっつーのに。 それに合わせて、毛虫ちゃんも 不安定になってきちゃって~。 どこからか、糸みたいなのを出して ぶら下がったりし始めた。 周辺は必死で身体引いてるし(私も) 男は必死で背中見ようとしてるし 毛虫は必死でしがみ付いてるし もう、誰もが必死。 一駅が長い長い。 これ、ローカルじゃなかった???って思った。 それを教訓に、桜の下は通らない。 「桜並木」なんて言われてる場所もあるけれど 私からしてみると、そんなの「虫街道」。 だから、桜なんて、結構ワーストランキングものだと思う。 まー私なんて、ワーストランキングにさえ、乗らないくらい なんの取り得もないんだけども。 ナンバーワンとか夢のまた夢だなーって。 常日頃思ってたんだけども、 昨日、うっかりナンバーワンっていう憧れのものを手にしたんですよ。 またまた、水曜のフランス人なんだけどもー やってくれるって言うかなんていうか。。。。 昨日は冬講座の最終日だったから クラスで飲みに行ったんですけどもね。 まー例のごとく、こっちは「うぃ~」なんつって結構いい気分なわけ。 で、帰り道、フランス人が 「アサミがナンバーワン!」って言ってるの。 もうねー突然の取得に、舞い上がる舞い上がる。 それ、私が取ってもいいの~!?なんて控えめ。 で、「何の?何の?何のナンバーワン?やっぱ、顔?性格?頭のよさ?」 なんて、ワクワクしながら聞いたら 「ナンバーワン、面白い!」 ・・・・・・・・・・・・・・。 ああ・・・・・・・・・・そうゆうの。。。。。。 面白さ・・・・ね。 オーケーオーケー。 つか、それ・・・・・・ いらねぇ。 もうため息もの。 そしたらまたフォーローなのかなんなのか 「だって俺、いろんな生徒教えてるけど、た~くさんいるけど、アサミがナンバーワン!」 もう。 さっきまでの浮き浮きワクワク気分も消えてた。 さ、帰ろ。って。 なんか、夜はまだ寒いねーなんて。 完全に話題変えた。 で、思ったけど ナンバーワンにもいろいろ種類があるんだなって。 さ、今日からフランス語の勉強がんばろっと。 (2008/3/27) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 7, 2008 12:45:52 PM
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