私と猫と編み日記-幸せな女と思われたい-

Je suis vraiment content de te connaitre.

「僕、君と知り合いになれてホントにうれしい」


10日以上前に送った私の意味不明なメールの返事が来た。

額縁に飾って置きたいような文だった。

私が送ったメールはなかった事にしたいくらいおかしなメールだったのに。

自分から突放す事が出来なかったから
突放してもらうためのメールだった。

返す言葉がなくて
上辺だけなのかもしれない。


でも、私にとってはそんなのどうでもいい。
気持ちがウソだろうがホントだろうが。

あのヘンテコメールに対して
この文を送れるあいつに会いたいと思った。
いまさら。

お湯を飲んだように
喉がすっと温かくなった。

私、張り詰めてたんだなーって。

寄せては返す
波のように
私とあいつはそれに似ている。

だけど、
その波は
いつか、前に進んで行くことがあるのだろうか。