私と猫と編み日記-幸せな女と思われたい-

気を付けてるんだけど、
忘れ物を減らせない。

まあね、今に始まったことじゃないから
そうそう簡単に、それくらいの事じゃ落ち込まないんだけどもね。
なんつっても、忘れものあっての私らしさだかんね。

でもさ、小学校のときに
前の夜にランドセルの中の準備をしましょう。とか
よく言われてたわけじゃないないですか。
子供たるもの。

自慢じゃないけどね、
あれ、一回もやったことない。
いつも、朝起きてチャーチャーチャーって用意してましたから。

当然時間がないものだから、
色々と割愛させていただくことが増えてくるんですね。

まず、鉛筆。
これね、私の鉛筆削り、お下がりなわけですよ。姉の。
なんかね、その当時でも、ちょっと古めかしいー漫画の絵が付いてた。

子供ながらにちょっとボロッちーなって思って、愛着なし。
愛着ない上、急いでるから、ガシガシ回すわけなんですね。
まあ、高い確率で芯が折れます。これ、日常。

鉛筆削りに、芯の先っちょが詰まると、これまた取るのが大変なんですよ。
もうね、割愛。削らなくても書けんじゃん。って。

それから、手提げ袋の中身。
昨日のままなんですよ。
で、今日はいらないものとかも当然あるわけなんだけど
もう、確認しません。
今日使うものを更にプラスさせて、そのまま持っていきます。

最後に教科書たち。
時間割表とか見てる時間はなし。
勘です。勘。
確か、今日はこんな感じだったんじゃないかなーって。
勘違いの多いこと多いこと。

連絡帳とかも見ないから
特別のアイテムは必ず忘れます。

そんな小学校の６年間の中で、
最も確率が高かった忘れ物は
尿検査の尿。

いやね、取るとこまではキチンとやるんですよ。
母親とかに、監視されて、ノロノロやるんですよ。

で、それで、肝心の持っていくことを忘れちゃう。
でも、尿検査の尿なんて、待ったなしなわけ。
明日持ってくっからーとか通用しないわけ。
明日ーなんてなった日には、痛恨の再検査のときに再度提出とかって
手厳しい一言を浴びせられるんですよ。

もうね、名札の裏にひっそり潜めてた１０円玉を使って
母親に電話ですよ。慣れた手つきで。

そんな風に華々しく成長してきたわけなんだけど
まさか、こんなね、大人になってまで忘れものをしているとは思ってなかった。
ほんと、想定外。
子供の延長が大人って事をすっかり侮ってた。


今でも、毎日大抵１個は忘れ物してます。

特にハンカチとか、忘れがち。

カバン変えたりすると、定期なんかもよく忘れます。
定期買ってるのに、新宿で160円の切符を買うときの、あの口惜しさったらない。

手帳なんかについては
あれ、今年買ってた？ってくらいの確率の高さ。

あとは、まれに携帯なんかも。
なんか連絡来てるかも！って急いで帰ったのに、
一件もメールも電話も来てなかった時の悲しさったらない。

2週間くらい前から、会社に置いてる歯磨き粉がほぼ無くなり掛けてて
家から新しいの持ってこようって思って
部屋のテーブルの上には出してあるんですよ。
それが、不思議な事に未だに持ってこられてない。
学園七不思議の一つに入れてもらってもおかしくない。
なんとか、絞り出して使ってます。

で、今日、もうね、家出たときから
なんか忘れてる感はあった。確かにあった。
カバンがね、ちょっといつもより軽いかなーって。

途中で暑いなーって思ってカバンを漁ったら、
ハンカチがなかった。
あーまたかー。これかーって。

まあね、それくらいなんてことないんですよ。私。
ハンカチくらい、なくてもヨロシ。

会社までの途中で、コンビニに寄った。

お菓子とか、やっぱ食べたいじゃん。
ってレジで財布出そうとして固まった。

またまたーって。

落ち着いてーって。

財布がなかった。

えーっですよ。
私、今日一文無しー！！！って。

姉に電話して、部屋に財布が置いてあるかどうか見てって頼みました。
カンカンですよ。朝からなんなのって。
頼み込んで、見てもらいました。

ねーよって言ってた。

昨日のカバンに入ってるかなー？ってさり気無いお願いには
私ももう出掛けるからって一言で、即却下。


痛恨の忘れもの・・・・・・。