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テーマ:恋愛について(2608)
カテゴリ:恋愛
いや、ほんと浮いた話がないなーって思うんです。私。
この歳で、この状態、結構危険だと思う。 最近では母親にさえも 「お母さんだって、あなたぐらいの歳のとき、もう少しモテたわよ・・・・」 なんて、できれば一番聞きたくなかった人から かつての浮いた話を聞かされてるくらいですからね。 だからまあ、その度にね 私だって選ばなきゃ沢山いるのよっつー事を言ってきた。 そうそう。ね。 選ばなきゃ・・・・な。 いや・・・ 選んでるのかっつーね・・・・ 選ぶどころか選ばなくても、いないんじゃないかなーって・・・って・・・・。 それでも 私だって、恋心を抱くときだってある。 あ、あるっつーの!! この関係を壊したくないから好きと言えなくて・・・・ みたいな、高校生の恋みたいなことも言っちゃう。 時々、考えては薄っすら涙を浮かべたりだって出来る。 10年後、側にいるのは私だったらいいなーなんて 10年後っておめぇ幾つだよって長期戦にすら挑むつもりでいた。 それなのにっだ。 それなのに・・・・・。 酒かなー。ほんと酒。酒の飲みすぎってほんとロクなことがない。 ほんと、あの液体のせいで、 今までなんど失敗を重ねてきたかっつーの。 おめぇは忘れたのかって、ほんと自分の不甲斐なさったらない。 自分の気持ちなんつーものは 秘めて置くものです。女たるもの。 そんなね、素直にやたらめったらキムタクっぽくぶっちゃけたところで ほんと、按配がよくなるなんて事はないっつの。 言ってよかったーとか 伝えてよかったーなんて事はね ドラマか漫画の世界だかんね。 ついですよ。つい。 ほんと、つい言ってた。 ポロっと。 なんでそんな話の流れになったのか 全くもって酒で記憶を消されてるところが また余計に口惜しいーっつーの。 なんなら、ついポロっと言ったことの 記憶を消せっつーの。 だけど、私はあの瞬間、 言わずにいられなかったのだと思う。 今ここで、これを言ったら もうそれこそ後がないという事は 私が一番知ってた。 言うべきではないって事は知ってた。 言いながら、誰か止めてーって思ってた。 でも、私は同時に この瞬間が惜しいと思っていた。 後がなくてもいい。 続きなんていらない。 10年後もいらない。 今この瞬間さえあればいい。 そう思っていた。 彼は泣いた。(泣きたいのはこっちだっつーの) 彼女の事が本当に好きなのに、これは浮気だって。(完全に彼と彼女の世界。) 私は、慰めた。(慰めて欲しいのはこっちだっつーの) ああ、口惜しいなと思った。 言わぬが花とはほんとこのことだなーって。 でもこの恋は楽しかったな。 こんなの恋とは言わないってずっと思ってたけど 立派な恋だった。 私は2年間、彼に恋をしていた。 感心しながら、 私はこんな風に、人から思われる事はないなって思った。 私はなんやかんや言ってても 随分前から恋愛を諦めている。 諦めて、叶わないと知っているのに 希望を持って、 恋愛をする事に執着して、 欲張りながら生きている。 失くすものがない私のほうが 大切なものを持っている人よりも 怯えた顔をしているのだと思う。 大の大人が こんな事を思って 小学生の様に泣き癖が付くまで泣いている。 ああ、私にもこんな柔らかい部分があったんだなーと思うと それにまた泣けてくる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 16, 2008 10:22:08 PM
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