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テーマ:ひとりごと(15383)
カテゴリ:普通の日記
渋谷で買い物をした後
バスに乗り込んだ。 東京では、 私は地下の移動が多いので 地上を走るバスはとても好きだ。 いつもより、少し高いところから 東京を眺めることができる。 今日はとても疲れていた。 つーか、明日の大阪が憂鬱だった。 スーツにアイロンも掛けてない。 靴も選んでない。 会議の発表に使う帯も作り終えてない。 そういえば、昼ごろから、 横腹が痛い気がする。 うっかり、今夜盲腸にでもなってくれたらいいのに。 ぼんやり、走りすぎる景色を見ながら思っていた。 ところで 東京のバス停っつーのは 大体からしてやりにくい。 バスの行き先が多すぎて 同じバス停を共有するのもだから やってきたバスが自分の乗るバスなのか 瞬時に見極めて、 身を引くか、バスなんか見えてませんと知らん振りを決め込むか やりにくさと気まずさったらない。 私なんて、ほとんど勘に頼るしかないほどの 視力の悪さを持ち合わせてるものだから その判断とやら、神の領域だとさえ思う。 もうね、見えないわけですよ。 バスのオデコの行き先板が。 中野行きに乗るわけだけど 中野行きっつったって、 一筋縄じゃ行かない。 幡ヶ谷経由か 中野坂上経由かがあるかんね。 それ間違えると、 最終地点は一緒でも、 私の使うバス停は変わってくるわけ。 一瞬の判断ミスで、遠いバス停にポツネンと下ろされますからね。 えらいこっちゃ。 だいたい、なんとなく字の形で判断します。 もう乗っちゃったら、頑固だから乗り込みます。 涙を飲みます。 今日は何とか、判断ミスをせずに ばっちり乗り込めた。 小さく、ガッツポーズですからね。 山手通りに差し掛かったバス停で3人が待っていた。 その中に小さいおばあちゃんがいた。 人が待ってれば、 その人が乗ろうが乗らまいが バスは止まる。 3人は乗らなかった。 2人は、私がいつもするように、知らん振りを決め込んでいた。 でも、おばあちゃんは違った。 身を引いて、運転手に乗ってる私たちに深くお辞儀をした。 止まって貰ったのに、申し訳ないです、 と声が聞こえる気がした。 私は、 ああ、凄いなぁと思った。 あんな風に、私はお辞儀することが出来ないなーって。 思ったら、何故だか涙が溢れてきた。 私はいつも、尖った目をしている。 人に負けないようにとか 時間に遅れないようにとか こんなことやりたくないのにとか こんなはずじゃなかったのにとか。 尖った目をしながら 自分の不満を外に発散する。 尖った目で 自分を守ることを考える。 尖った目は 時々人を攻撃する。 時々人を寄り付けない。 時々自分に戻る。 ああ、私はだから駄目なんだなぁと反省した。 人がしてくれたことに しっかり感謝をしないから 自分の中に不満が溜まって行く。 それを繰り返してるような気がする。 さっ気持ちを入れ替えて 明日の準備をしよう。 もうね、昨日までの私であって昨日までの私じゃないのよっ。 なんて言いながら、 私今、すげぇキラキラしちゃってんじゃん?って思った。 さてさて、明日の待ち合わせはっとって。思い出して。 おっさん、東京駅の新幹線の改札の横の 緑の窓口っつてたなーって。 朝迷うのもなんだから チロっとネットで様子見とくかーって。 あんね。。。。。。 新幹線の改札、一つじゃねぇの。 しかも、改札と緑の窓口は 林家夫婦か?っつーくらい 結構べったりなんですよ。 しかも、おっさん携帯持ってないと来た。 もうね、瞬時に目が尖がった。 何の冗談だよ、これ!って言いながら ヤカンのように沸騰しながら 目覚ましセットして寝ました。 尖った目はなかなか捨てられそうにありません。。。。 そして、この待ち合わせのドキドキ感は 結構、不要です。 会えたら、運命・・・・・かも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 8, 2008 10:06:41 PM
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