私と猫と編み日記-幸せな女と思われたい-

まったくね。
溜まったテレビの録画も消化できないまま
実家に帰省です。

何時に帰ってくるのか
散々聞かれたので
電話をしたら
迎えに行くわよっつー母の嬉しそうな声。

あ、ホントにー
助かるー
って言いながら
あれ？とは思ったんですけどもね。

なんつーのかな。
車も乗れないっつーか
車自体がないのに
何で来るんだろうって思ったけど
まあ、自転車で駅まで来ることは
長年の経験からわかってるんですよ。

でもね、あの、あたし、一応お土産とか持ってるのね。
結構、自転車だと荷物とあたしを足すと（プラス運転手の母）
いっぱいいっぱいなんですよ。
尚且つ、「おかあさん、買い物のついでに行くから」っつってるのね。
案外、オーバーしてて
荷物（あたし含め）乗り切らないんじゃないのかなーって。

地元の駅に着いたら
母、いませんでした。
あれ？って。
うちの母なんてね、心配性＋世話焼きなんですよ。
もうね、３０分前についてても違和感ない。

キョロキョロしました。
少し待ってみました。





来ません。



もうね、せっかちの名を欲しいままにしてますからね。
すげぇ勢いで電話しました。
急ぎすぎて事故にでもあったんじゃないかと思って。

２回目の電話でようやく出たんですけどもね。

「お母さん、今ね。今、薬局にいるからこっち向かって歩いてきて！」って。

ほんとね、迎え要らないね。

１０分くらい歩いたら
ヨロヨロした運転の自転車見えました。
もちろん母です。

ヨロヨロの上に手振ってっから
すげぇ、倒れそうだった。
横風も手伝って。

案の定、買い物でカゴは塞がれてて
痛恨の徒歩ですよ。
ほんと、迎え要らない。

家までの歩き道、
母の携帯が鳴ってるわけ。
あたしと一緒にいる限り
母の携帯にメールが来るなんてことは
まずないわけ。

すげぇ、興味深深で
だれだれー？なんつって聞いたわけだけどもね
姉でした。


ああ、そんな人いましたねなんつって
あたしも呑気顔してた。

ほんとね、目疑うっつーか
人間ってやだなって思ったんだけどもね。

今月の頭、
深夜にメールが飛んできたんですよ。
ほんと、夢うつつのところ
現実に戻されたっつーか
無理矢理起こされたんだけどもね。

円らな瞳を片方開けて読んだら
姉だった。
「今夜、あんたんちにいるってことにしておいて。理由は明日話す」
っつー痛恨のホームズっぽいアリバイメールなわけ。

えーって思いながら
睡魔の方が強くであたしは寝たんだけどもね。

翌朝（つーか、昼前）
じゃんじゃん鳴る電話に起こされましてね。

無理矢理出たら、母でした。
「あのこ、何処にいるの？」
っつー意味不明な発言。
知るかっつって切った。

そしたら、５分後、
またジャンジャン鳴る電話で起こされた。

妹でした。

「ねーちゃん、そっちにいるの？」

いねーっつーの！って切った。

その３０分後
またもや、ジャンジャン鳴る電話で起こされた。

何？って出たら
姉の旦那でした。

「何処にいるか知ってる？」

しらねー・・・・・。


つーか、なんで皆あたしに聞くのかっつー
寝てるところ起こされた上
しつこい電話に沸々と怒りがこみ上げてた。

ようやく起き上がって
姉に電話したら
全く持って出やしない。
メールを送っても
梨の礫とはこのことですよねー。

『理由は明日話す』

ってほんと、何処のドイツ人って話ですよ。

それっきり、
全く音沙汰梨。

それから2、3日
あたしの電話は鳴りっぱなし。
姉以外の取り巻きから。

腹立たしくて腹立たしくて。

で、姉と一緒に住んでたときの支払いで
あたしの名義になってるものがあって
そのお金も姉の音沙汰梨と合わせて
一向に返ってこないわけ。

それから一週間後
ようやく口座に振り込んできたと思ったら
予定の金額より少ないっつー
痛恨の返済。

カチンと来たけど
まあ、ちょぴっとだしもう面倒だから
いいやって思った。
どうせ、電話したってメールしたって
返事なんて来やしないんだから。

もう先月の分は諦めてて
今月の金額をメールで送っておいた。

その返事もまったくなし。
もう、気にもしなかった。

その返事が何故か母に来た。
さっきの母のメールの内容はそれ。

内容は
「あのこの送ってきたメールが
いきなり金額だけのメールで腹立たしい」

かちーん。

かちーん。

かちーん。

その前の金額以外のメールを無視してたくせによっ。

その後に続くメールが
「やっぱり、離婚はしないことにしました。」

おめぇ・・・・。
別にそれはいいけど
あたしがどんだけ、その話に振り回されたことか。

姉が友達だったら
まず、友達になってません。
つーか、ほんと、逆さにしたい。

もうね、イライライライライライライラ。

でも、こうやって、
イライラして文句言った方が悪者なんですよ。

実家に帰ったら
姉から、外国ビールとワインが
父宛に送られて来てた。





ず・・・・・・
ずっりー・・・・・。

父はご機嫌ですよ。

怒ってるあたしに
まあまあなんつって。

余計にイライライライライライラ。


こんなお金があるんだったら
あたしにちゃんとお金返せっつー。。。。。。

あたしが何したっていうの。
いつも心配して。
話を聞いて。
味方になって。

それがうっとおしいなら
余計なお世話なら
そういえばいい。
あたしに、相談しなければいい。
こんな、仕返しってないじゃない。

姉だから。
姉妹だから。
最後は家族だから。

そんな言葉は
姉には通用しない。

いつだって
彼女は自分の事しか考えてないんだから。

今年最後の悪夢。

思えば
この一年、
あたしは姉に振り回されていた気がする。

中途半端に人を頼ったのがいけなかったと
言わればそれまでだけど。

あたしは、人が好きだ。
例えようもなく、
優しい気持ちをくれるのも人だから。

だけど、思うのは
人の急所をグサリと刺して
生涯許せないと思わせる致命傷を与えるのも
やっぱり人なのだ。

来年は、
こんな、傷を負わない一年を。

へこまない人生をおくれ！！