私と猫と編み日記-幸せな女と思われたい-

とりあえずね、
今日は寄り道して帰る気分だった。

つーか、何買うっつーんじゃなくて
ほんとさ、体力も順々に回復してるわけだし。
ＯＬだし。
若い（気持ち）し。

とりあえず、その前にね
一昨日行った病院の血液検査の
結果が出てるかどうかだけ確かめてみよって思って。
ちゃっかり会社の電話使って（痛恨の携帯忘れ）、
電話掛けてみたわけ。
軽い気持ちで。

ぷるるるるーっつって。


出た女の人に
あ、あの結果出てますかー？
って聞いたら、
出てますよーっつーわけ。

あ、意外と早い。
あの、青っぽい巨塔。



そしたらね、
その後に続く、看護婦の発言。
「結果出てるので、早めに来て下さい。」っつーの。

またまたーって思って。
そんな脅しはあたしには利かないよーって。
そんなのあしらうのは朝飯前だかんね。
場数踏んでんねん。

で、
「あ、今日はいけないかもしれないんですけどもー」
っつってみた。
上から目線で。

そしたら、看護婦、
「・・・・・え？」って言ってた。

あたしが、え？って言いたかった。

「なるべく、早めに・・・」
ってリピート。

えっとって思って。
何か問題ありましたー？笑←結構口だけ。
って聞いたら
ちょっと、受話器の向こう静かになってた。

で、出てきた答えは
「問題あるみたいなんで、早めに来て下さい」
っつってるわけ。

ほんと、受話器落としそうだった。
怖くて。
つーか、受話器落とすどころか、
失禁しそうだった。
泣きそうで。

寄り道とか、すっぽーんと頭から抜けて
お先っつって
机の上も片付けないで退社したんだけどもね。

え？あんた、今日ちょっと残業するゆーてたやん！
って後ろから聞こえる声とか
ほんと、無視。

あたしの身体と仕事とどっちが大事？って叫びたいくらい。

まあね、またまたーって気は捨ててなかったわけ。
ほんとね。
そうゆって、単に脅して
検査結果を無駄にしないためでしょー
って思って。

まあ、最寄駅でも結構楽しめてよっつー
ワクワク感を捨てずに来院したんだけどもね。

なんつーかなー。
診察室に入った途端、
青っぽい巨塔、
「あなた、これ、まずいよ」って言うわけ。

えーって思って。

生まれてこの方、
女２８年（２９年に片足突込み気味）やってっけど
身体は頗る健康に成長しましてーっつーことを
ちょろっと言ってみたんだけど
全然、聞いてもらえなかった。

とりあえず、
貧血は間違いないって言ってんの。
あ、そりゃね、自覚してます。っつーことは
畳み込むように言ってみたんだけどもね。

つーかつーか、
あなたがこの前しこたま採った
検査のために失われた血液が
結構、翌日物を言ってた。
朝とか、倒れそうで、
うっかり気を許すと
「気分の優れないお客様がいた為、中央快速線１０分の遅れが出てます。
　お急ぎのお客様には大変ご迷惑お掛けしております。」
っつーアナウンスの当事者になってるとこだった。
疲れたサラリーマンとか
意地悪なＯＬに
「ちっ」って言われるとこだったわけ。

そしたらね、
青っぽいの、
あんたの貧血ね、
赤血球に問題ある貧血だからね。
レバー食べなさいとかの貧血じゃないよ
っつってた。

え？って思って。
あ、じゃーほうれん草、食べときます。
って言ったら、
ほんとに、そんな冗談言ってる場合じゃないからね
っつってた。

ほんと、しゅんってなった。


えーっと、
それは、あの、この前親不知で
多量出血したからじゃないですかねー
って笑顔で言ったら
ほんと、泣かせる気？って言いたいくらい
首傾げてた。

しかも、血が止まりにくいよ。あんた。って。

その後、
紹介状書いてあげるから
すぐ大きい病院で見てもらいなさいって言ってた。

えーっと。
さっきから何回もえーっとって言ってるだけど
ほんと聞いてる？って。
こんなにあたし、一日に何回も
えーっとって言うことないわけ。

それなのに、
一昨日の調べ調べしてた態度は何処に行ったっつーくらい
そそくさと紹介状が書きあがりましてね。

早いうちに行ったほうがいいよ。っつー。

あ、じゃーあれですかね。
来週辺りには行っといたほうが
っつーあたしの言葉に被せて
そんな呑気なこと言ってる場合じゃないよっつーの。

すげぇ、泣きそうになって
・・・・・あ・・・・・・じゃあ・・・・明日・・・・
っつったら
そうしなさいって言ってた。


つーか、つーか、
今まで、あたし、健康だけが売りだったわけ。
スタイルとか美貌とか、
ほんと、残念な感じなんですよ。
ほんとね、殺しても死なないって言われてたの。
それくらい、厚かましい生き物で
通ってきてるわけ。

いきなりね、そんな、大きい病院とか
紹介状とか言われても
ピンと来ないんですよ。

ちょっとね、貧血で確かに元気ないけど
そんなんね、少しすれば治るって踏んでたんですよ。

まさか、
この前の多量出血が
偶然っつーか、たまたまじゃなくて
あたしの欠陥によるものだったなんて！！！！！

思いたくないです。


どうどうと
留袖も着られないあたしの運命や如何に！！！！


つーづーくー！！（恒例）