私と猫と編み日記-幸せな女と思われたい-

会社にね、すげぇ子供がいる。
もうね、ランドセルとか背負ってても
なんら、違和感ない感じ。

なんなら、ランドセルで通勤してこいと。

でもね、誰かのお子さんが
間違ってお父さんに会社に来ちゃってるってわけじゃないの。
本人ね、ちゃんと社会人なの。

しかも、あたしより年上だっつーから
驚くっつーの。

しかも、一児の父だっつーから
青ざめるっつーの。

おめぇに限っては
絶対、コウノトリが運んできたな
って信じて疑わない。
まずね、作れないと思う。
作り方をね、知らないと思う。
（私も勿論、そっち派）

なぜなら、子供だから。

おまえより年上だよ！
って周りは言うけどもね、
絶対、それだけは認めたくないって思う。

だってまずね、
顔なんかパーマンの、
パーマンになる前のミツオ状態ですからね。

せめて、パーマンであって欲しかった！

え？パーマン古くねぇ？思い出せないー！
って思った人は
下の絵を参照！



ね。

紛れもなく、子供です。
営業とかね、できるタイプじゃねぇ。
信用とかね、されるタイプじゃねぇ。

もし、あたしが別の会社で
この人が営業担当です
って言われたら、
まずね、信頼関係は築けないと思う。
他所にね、振ります。

最近の席移動で
うっかり席が近くなったんだけど
トイレ、大丈夫？とかね、聞きたい。

お昼の後は
歯磨きちゃんとゴシゴシした？
ってね、聞いてあげたい。

お客に貰ったとかって
チョコレートがね、
箱で置いてあるわけ。
まさかの大人買いっぽく。

でもね、
いつものあたしだったら
すげぇ食いついて、
なんとか「食べていいよー」
ってって言われるとこまで持っていくんだけどもね
彼に関しては一切触れません。

流石に、子供のものは取っちゃいけない
っつー常識くらいあたしもあるわけ。

そんな彼ですが、
「俺は子供」っつーね
自覚もないらしいわけ。

もうね、あたしからしてみると
拳骨ものなんですけどもね。

この前なんて、
「ごめんやけど、そこ持って」
っつって、
あたし使われてんの。

ごめんやけど・・・じゃねぇ！！

って事を
隣の男に散々後で言ったんですけどもね
全然、取り合ってくれなかった。

いやいや、年上やから。

って言ってた。

しかもね、この前、
事務所でスリッパに履き替えてたんだけど
脱いだ靴がね、
大人の男みたいな革靴をね
履いてた。

絶対、これ、
お父さんの靴、履いちゃった！！
って状態にパカパカになるなって思って
じっと見てたら

「この靴は嫁さんが選んだんやけど、安かってん。」

っつってた。


嫁さん・・・・・・じゃねぇ！！

不思議な事に、
履いた時を見たら
ピッタリになってんの。
多分ね、あの靴の方が
彼の足に合わせて縮んでるね。

ミツオだけに、
パーマンパワー、使ってんね。
余すとこなく。

歳幾つだっけー？
って聞かれたらから

「２９歳です」

って答えたら、
まだまだ、若くてええねんなぁ
って言ってた。

若くて・・・・・・じゃねぇ！！

そんな彼は、
３５歳だそうです。

多分、３５歳の３の部分は
見栄だと思う。