私と猫と編み日記-幸せな女と思われたい-

１４時間のバスの旅を経て
博多に着いたときは
ほんと、落ち武者っつーか
老婆の風貌だったんだけどもね。

足腰ワナワナしてました。

しかも、バス降りて
博多駅がどっちかわからなくて
キョロキョロウロウロしました。

でもね
これからがメインですからね！
もうねー。
２年半越しの顔見せですからね。

ほんとね、
これは、恋なんじゃないかと
疑うばかり。

つーか
これが恋じゃなくて、
一体なんなんだっつーね。

友達と博多で合流して
唐津行きのバス（からつ号）に乗ったときは
もうね、これは夢なのじゃないかと思いましたからね。

だってもうね、
出会った頃っつーか、
知り合った頃から
電話とメールだけでしかやり取りしてないわけ。
もうね、実はそんな人存在しないよ！
って言われちゃっても
やっぱりそうなんだー・・。
ってね、思うしかないくらい
一瞬たりとて、
顔を合わせた事ないわけですからね。

バスに乗りながら
ドキドキしていた。

そのドキドキは
ちょっぴり不安なドキドキと
早く会いたいドキドキと
友達と話してても
ドキドキが邪魔で
友達の顔が見えなくなるくらい。

長距離バスに１４時間乗られたことも
すっかり忘れて、
大興奮でした。

いよいよ唐津に入って
指定のバス亭で降りて
バスの窓越しから
多分彼女であろう人が見えたとき
思わず、奇跡の再開っぽく
バスの中で手を振ってました。
両手で。

初対面なのに。

彼女も車の中から
手を振ってました。
両手で。

初対面なのに。

もうね、みんなに聞きたい！
こんな出会いってあるかって。
こんな、衝撃的な出来事ってあるかって。


だからね、
電話ってすげぇなって。
メールってすげぇなって。

あの子たち、
結構優秀。

初対面のあたしたち。
紛れもなく初対面なのに、
前にも何度も会った事があるんじゃないかっつーね
まったくもって、溝を感じませんでした。

もうねー
想像してた通りだよっ！！！
っつって
で、会って１分もしないうちから
マシンガントークの始まりです。

電話の延長で。

これだから
女はやめられないっ！！