私と猫と編み日記-幸せな女と思われたい-

髪が切りたいーーー！！！！！！

つーか、深田恭子になりたいーーーー！！！！！

深田恭子とかどの面下げて言ってんだっつーの
って言われたら、
「顔、全とっかえも全然オーケー！」
ってツルっと言えますから。

自分の顔に全然執着なしです。

でね、
まあね、「華麗なるスパイ」の
ドロシー（深田恭子）の髪型に魅せられましてね。

これはね、
なりきるかと。

なりきるしかないんじゃないかと。（形だけ）

バキューン（ピストル）とかもね、
もうね、やっちゃうしかないんじゃないかと。

やれちゃうタイプよ。あたし。

で、すげぇーネットで探してみたんだけどもね。


ホームページとかもすげぇー見たんだけどもね。
なめるように。



？？？？？？？？


！！！！！！！！



・・・・・・・・。



オーケーオーケー。



大体分かった。



掴みはばっちり。



よし。




つーか・・。

あれ、カツラ・・・だよね？


ねー。



「地毛であのボリュームは出ないと思うよー？」
友達説。


「はぁ？行くとこ間違ってる。カツラ売ってるとこじゃね？」
姉説。



ＤＡ・ＹＯ・ＮＥ－！


でもさー。
やっぱさー。
毛先がね、限界を迎えてることは確かなのね。

おめぇ・・火事にあった？？
っつ状態にね、
チリチリになってたわけ。


うっかりしてっとね、
消防車があたし目掛けて突進してきちゃっても
なんら不思議じゃないくらい。

ウーウーウーカンカン・・・つって。



というわけで、
どう切るかは迷いつつ、
早速ね、美容院に予約を入れました。

思い立ったら吉日。（家系）

いつがよろしいですか？
って聞かれたから

「今日！」

って答えたら
一瞬、止まってました。
電話口の人。

で、なんとか２０時の予約を取り付けましてね。

一度家に帰って、
ピューって自転車飛ばして、
美容院にやってきたんですけどもね。


でまあ、こうこう、こんな感じでて説明して
切り始めたんだけどもね。

お兄さん。

静かだったなぁ。

ほんとね、美容師って
絶対、興味ないくせに、色々聞いてくるじゃないですか。

休日の昼間になんか行ったもんなら、

「これからどこか行かれるんですか？」

って
シャンプーが終わる度に、
髪切り終わった後に、
ブローし終わった後に、

イジメのように聞いてくるじゃないですか。

もうね、ほんとね、
行かねぇっつーの。
行かないの。

そうそう、予定もないんですよ。
そうそう、あってたまるかっつーの。

むしろ、
今この美容院に来てるのが唯一の予定だっつーの！

で、大抵、
敗北感に打ちひしがれて
帰ってくるんだけどもさー。

今日のね、ここのお兄さんは
ほんと、雑誌とか読ませてくれた。
切ってる間。

お仕事はこの近くですか？
とかね、
夏休みはどっか行かれたんですか？
とかね、
何処で遊びますか？
とかね、
どーでもいい、且つ絶対興味ねぇだろうよっつーことをね
聞いてくることもなかった。

こっちはこっち（雑誌に没頭）
あっちはあっち（散髪）
完全にお互いのテリトリーを守り切ってた。

で、まー雑誌もさ、
最近読まないわけですよ。
こんな機会滅多にないな～って思って
夢中になってたのね。

で、はい、終わりました～

って言われて、鏡見たらね、

桃井かおる、居た。

正確には、
桃井かおるに、
「湯上り卵肌」って言われちゃうっつーか・・。

もっと正確に言うと、
「湯上り卵」みたいな人がね、居た。

チョコンって座ってた。

そういえば、友達が、

「多分、ドロシーの髪型にしたら、子供見たくなっちゃうと思うよー」

って言ってたなぁ～。

で、目覚ましテレビで酒井法子が出てて、
この髪型は・・・・
って思って出社したら
会社のおっさん、
開口一番に、

「あれ？釈放された？」

って言ってました。

やはり、と。