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カテゴリ:ペット
獣医さんから帰って来た後、盗み食いのオンパレードのアックン。ケージがダメなので(自分の気の向いた時には自分から入ってますが、扉を閉める事も、勿論ケージでお留守番も出来ません)、この所留守番の時は係留する事にしています。初めて我が家に来た時、アックンのような分離不安の子は、留守番の時自由にさせるより係留して行動範囲を狭めてあげた方が落ち着くと言われそうしていました。慣れてきてからは係留せずにお留守番させていたのですが、最近の目に余る(!?)行動にママのが落ちる前にちょっと初心(?)に戻ってみる事に。アックンは特に嫌がる様子もなく、大人しく係留されてお利口にお留守番していました。 ところが、今日は珍しく私が先に仕事で家を出て、後から出るパパにアックンを係留する事を言い忘れてしまい、私が最初に帰宅したのですが、リビングのドアを開けたとたん・・・・
ぎゃあぁぁぁぁ~~!!! 誰だぁ~~~!!! ・・・と、つい怒鳴ってしまったら、アックン慌ててケージに逃げ込んでしまいました。最初、キッチンに置いてあった菓子パンを全部食べられちゃったのかと思ってつい怒鳴っちゃったのですが(一応食べ物はアックンの届かない所に全てしまってはあるのですが)、よ~く見たらパンは全てあったし、不燃ごみの引き出しが開いていて、それを引っ張り出して家中散らかしてくれたようですはぁ~、最近家の中でトレーニングしてないので、そういう事(悪だくみ?)に頭使っちゃってますねもちっと違う所で頭使わせないといかんですね。私が怒鳴った直後に次々と子供達が帰宅。特に大きい姉ちゃんに思いっきり告げ口してました あのね、あのね・・・ママが怖いんだよ… ったくもぉ~、油断もすきもありましぇ~ん。気をつけなければ。それよりももっと頭使わせて疲れさせちゃわないといけないですね。人間も犬も閑だとろくな事しませんね(苦笑)。 リオンちゃんの日記に盲導犬の事が書いてありましたが、私パピーを預かって1つ驚いた事があります。 盲導犬になる為の仔犬達なので、確かに生まれ持った資質もあると思います。成犬のお利口なラブしか見た事のなかった私には、仔犬期のハチャメチャにやんちゃなラブには「うっそぉ~~!」と驚きの連続でした。破壊魔で、我が家に来てものの数分で買ったばかりのダイニングテーブルとイスの足をかじられ、本革のソファもかじって穴を開けられ、少し大きくなってからは網戸は引っ掻いてビリビリに、干してあった洗濯物もビリビリにしてくれた事がありました家の中を走り回り、子供達と本気で遊び、好奇心旺盛で、こんなんで盲導犬になんてなれるのか?と真面目に心配した程です。でも、たっくさんの人から可愛がられ、愛情をいっぱいに受けてすくすく育った彼は、盲導犬としてしなくてはいけない躾(食事のコントロール、トイレ、コマンド、ケージ等)は厳しかったけれど、それ以外は本当に普通の家庭犬と同じでした。なので、こんな普通に育てられた子が、1才過ぎてから始める訓練で盲導犬になれるのか?と半信半疑でした。 ところが、訓練所に入って2ヶ月、彼に会うのは最後となる面会で、それはそれは本当に驚きました。とても落ち着いて、コマンドはばっちり、まだ小さかった兄ちゃんの言う事でもきっちりきいて従う姿に感動し、涙しました。あんなやんちゃでアホ(いや、失礼!)な子が、こんな素晴らしい盲導犬候補犬になれるとは!人間も三つ子の魂百までも…と言いますが、仔犬期に愛情をいっぱい受け、していい事としてはいけない事さえしっかり教えれば、後は大きくなってからでも大丈夫なんだと痛感しました。勿論先にも書きましたが、生まれ持った資質もあると思います。でも、(犬でも人間でも)躾って大事なんだな…とつくづく感じました。盲導犬は普通の家庭犬と違って絶対にしてはいけない事があり、それを守る必要性があります。家庭犬は「まぁ、いいか」と思ってしまえば、それ以上飼い主が大変な思いをしてまで躾をしなくていいから徹底できないのかなぁ…と自戒を込めて思います(アックンの引っ張りを直せずにいる私…)。 実はアックンのお教室、最初のレベルはオヤツがご褒美に使えるのですが、次のレベルではオヤツなしで全てをこなさなければなりません(テストを受ける場合)。これは段階を踏めば進めるレベルなのですが、私の根気がない為になかなかそこに到達できずにいますその辺の飼い主の「甘さ」を見抜かれているような気も…(滝汗)。あ~、アックンの仔犬期をこっそりタイムマシンで覗いてみたいです。メッチャ可愛かっただろうなぁ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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