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カテゴリ:英語
昨日は久々にフル(1日)のお仕事でした。それも都内(パパの仕事先のすぐ近く)。ラッシュアワーに電車乗りたくないのですが、1日だけだから我慢するとしても、いやはや通勤が疲れました 企業の新人研修の英語講師のお仕事だったのですが、10時から17時という長い時間、22,3才の初々しい社会人の皆様、お疲れ様でした(笑)。昼の休憩をはさんで6時間、講義をした会議室は小学校の教室程度の広さ、それでも咽喉への負担は全く感じませんでした。それを考えると、小学校で英語を教える時のパワーと咽喉への負担はすさまじいとつくづく思います。小学校で4コマ(45分x4)教えたら、咽喉はガラガラになりますから(苦笑)。 それにしても、日本の英語教育の悪い面を垣間見たような気がします。彼らはまだ文法をきっちり教えられてきた世代ですが、”点を取るための勉強”なんですよね。何の為に文法が必要なのか、文法がわかるとどんなメリットがあるのか、何の為に英語を勉強するのか…。以前も書きましたが、英語ってそれ自体が目的じゃなく、あくまでも手段でしかないのです。英語を使って何をするか、何ができるか。今でもテスト(TOIEC等でも)高得点の為の”傾向と対策”みたいなものに走る人もいたりして、本来自分の英語力がどの位かを測る為のテストであるはずが、テストで高得点取る為の勉強になっちゃうのを見るにつけ、そりゃ違うだろ~と突っ込みたくなります(苦笑)。 今教えているいわゆる難関私立校に通う中3の子供達の初めてのレッスンの時に、「英語を使って何をしたい?」と聞いたら、皆きょとーんとしちゃってビックリしました。英語を使って何かする為に英語の勉強をしているとは全く考えていなかったようで、目からウロコの質問だったようですひぃ~~~、勉強の為の勉強じゃ、そりゃつまんないだろ~が~~~(あ、勿論それで楽しい子もいてもいいのです。学者肌ですね)勿論、大半は将来英語なんて必要ないかもしれません。でもね、少なくとも中・高と6年間英語の勉強する訳だから、いわゆるサバイバルレベル(?)の英語位身につけて欲しいなぁ~と思います。 何でもそうですが、英語もやっぱり基礎が大事です。基礎がしっかりしていなければ、いくら上に積み重ねても崩れてしまいますから。私の高校は当時国内で1校しかなかった公立の外国語科の学校だったのですが、そこでみっちり文法から何からたたきこまれたのが私の英語の土台になっています。文法は勿論の事、英作文の授業は毎回テストで、最終的には教科書全部暗記させられましたが、これも大きかったですね。昨日の研修でも話したのですが、会話って瞬間英作文なんです。自分の言いたい事を素早く(瞬時に)英語に(英作文)できなければ喋れませんから。 講師をしていると、自分の英語力の維持・向上を常に意識させられます。忘れかけている文法事項を再確認しながら、記憶は忘却との闘いだ!と痛感する日々です。 ママ、お疲れ!オイラ、いい子だったよ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月09日 11時36分47秒
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