アックンファミリーのDIARY

小さい頃から音にはうるさかったワタクシですが、それもやはり音にこだわりのある父の影響？もあるかもしれませんメカマニア？系の父は、昔から音楽が好きで、レコードを大量に所有していたし、オーディオもとてもいい物を揃えていました。スピーカーも1台ビックリするような値段の物だったり、普通プロしか持っていないようなNakamichiのデッキを使っていたり、スピーカー2台では飽き足らず、低音専用のスーパーウーファーも1台使って鳴らしていた程です週末にはクラシックやジャズが極上の音で流れる家だったのですが、私は幼い頃から音にとても敏感だったので、オーディオを買い換える時は、必ず父と試聴に行って、偉そうにあっちはあ～だ、こっちはこ～だと感想を述べたものでした。

そんないい音の中で育ってしまったので、独立する時のオーディオ選びでは苦労しました・・・だって、しがないOLの稼ぎで、実家のあの音を出せるオーディオは揃えられませんから・・・

秋葉原の電気街で、それこそ何日もかけて色々聞き比べました。自分の手の届く範囲内のものしか聴かないようにしました（だって、やっぱりオーディオは高い物はそれなりの音が出て、上を見たらキリがないので）。その中で絞り込んで、最終的に音が繊細でクリアでバランスのよいONKYOに決めました。Liverpoolというシリーズで、今のINTECシリーズの祖になったオーディオだそうですが、とても透明感のある美しい音を出します。音は好みがあるので、パワーが欲しいロック系を聴く人にはちょっと物足りないでしょうね当時独身貴族だったとはいえ、結構な高額買い物だったと記憶しています。

CDプレーヤーだけ何度か修理をし、更に修理不能（というか高額修理）になり手放し、そのごマランツのプレーヤーを使っていましたが、それも壊れてしまい、しばらくCDプレーヤー無しで過ごしていましたが、やっぱりど～～～～しても欲しくて、やはりONKYOのC-733を手に入れました！！！最初はC-705FX2にしようと思っていたのですが、口コミなどをみるとC-773の方が音が良いというし、そうなると更に上位機種のC-733の方が更に音がよいとなり・・・・結局価格的にそう変わらないのならと音にこだわってC-733にしました（とは言っても、今回は聞き比べてはいないのですが・・・）。

じゃ～ん！！！

ONKYOのCDプレーヤー以外は今も健在なので、早速繋いで鳴らしてみたら・・・

ん？？何か左のスピーカーがバリバリ言っているのでカバーをはずしてみたら・・・

エッジがボロボロでその振動だったので、全部取っちゃいました！こんなでいいのでしょうか・・・？修理が必要そうと調べてみたら、自分で直している人や、趣味で格安で修理してくれる人などもいるようで、どうしようか考え中ですが、エッジのみならず、この中央部分こんなに凹んでていいのでしょうか？？？でも、調べている時にわかったのですが、このスピーカーは一応名器とされ、当時（約20年前）で1台￥４５０００もしてました（という事はスピーカーだけで2台で9万円！さすが独身貴族（笑））。できたら大事に修理して使いたいと思います。

久々に聴く美しい音色に、しばし惚れ惚れと聴き入ってましたワタクシのこだわりの品でした～