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カテゴリ:教育
昨日、兄ちゃんの第一志望の国立大学の合格発表でした。
足切りを突破し、2次試験で精いっぱい頑張ったものの、得意の数学で思うように得点できなかったのを試験直後の時点で自覚していたので、ほぼ無理だろうと思っていたようですが、やはり予想をひっくり返すような事態は大学受験においてはそうそう無いという事がよくわかりました。残念ながら合格する事はできませんでした。 行きたくない所は受けないという信念で、結果的に国立の次に行きたかった私立ではありませんでしたが、合格した私大に入学を決めました。春から晴れて大学生です それにしても思うのは、兄ちゃんの高校は進学校だったので、『目指せ!国立大学!』、国立大学(それもいわゆる最難関校)に入ってナンボの学校なのですが(まぁ進学校はどこもほぼそんな感じでしょう)、今思うと、あまりそう国立、国立って煽らないで欲しかったかなぁ・・・と。 難関国立大学を目指す為、早くから私立に絞って2~3教科を重点的にやれば、希望の私立に入れちゃうだろうに、国立大の科目数に手を広げざるを得ず(センターのみならず、難関国立群は2次試験も科目数が多い)、結果として国立も私立も落ちてしまうというケースを多々見聞きしました。勿論、学校でもトップクラスの子達は国立も私立も合格していってしまうのですが、兄ちゃんを始めほんの一握りのトップの下にいる上~中位層の子達が苦戦を強いられてしまったのを目の当たりにし、とても疑問を感じました。 勿論、そんな学校の煽りに乗らず、我が道をゆけばいいじゃないか!という声もよくわかります。でも、学校全体の雰囲気が「国立大学進学!」で鼓舞されてしまい、早くから私立志望にすると戦線離脱のようにとられてしまう雰囲気ってどうなんでしょう・・・。 特に兄ちゃんのように、高2の2月に理系から文系に文転した子は、わずか1年足らずで2次試験対策を始めものすごい科目を頑張らないといけない羽目になります。最初から私立志望で行けばよかったのかな?と思う事もありますが、結局は兄ちゃん本人が選んだ道ですから、これはこれで良かったのでしょう。最後まで塾にも行かずに自力でここまで頑張った兄ちゃん、本当によくやったと思います。春から晴れて大学生、良き友、良き師に恵まれ、充実した学生生活が送れるよう願ってやみません。 多くの教科をこなさなければならず、あんなに勉強していた兄ちゃんでも合格は叶わなかったのを見ていた大きい姉ちゃんは、早々と私立志望を宣言しました(笑)。私立の2~3教科に的を絞り、その中でも1つ武器になる科目を磨き、あわよくば国立を・・・っていうスタンス、私自身がそうだったし(爆)いいと思います☆ 私立志望だった私から見て、兄ちゃんの勉強は本当に科目数が多くて大変だとつくづく思いましたから。下の子って、上の子の成功や失敗を見て学習できるからいいですよね~♪ 自分に与えられた道が最善の道と、自分を信じて歩いて行って欲しいです。 春は旅立ちの季節、あさっては兄ちゃんの卒業式です。 それぞれの夢に向かって大きくはばたけ!!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月11日 22時22分42秒
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