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カテゴリ:英語
先日、ユニクロ(ファーストリテイリング)と楽天の社内英語公用語化のニュースがありましたが、う~ん、世界に通用する企業となると、社員の英語力は確かに必要となってくると思いますが、これまた難しいですねぇ・・・。グローバル企業たるや、役員は勿論英語必須とは思いますが、どの程度まで浸透するのか、どの位実現できるのか、今後の動向を見守りたいと思います
私の勤務先は外国語に特化した大学で、外国人教員も多い事もあり、常勤職員の大半は英語ができるに違いない!と思っていたのですが、驚いた事にさにあらず。それどころか、ほんの一握りの職員しか英語ができないという事実にとても驚きました。留学生も多いし、留学生関係や国際交流関係部署は、せめて英語できないとまずいだろうと思うのですが、職員の皆さんには是非とも頑張ってもらいたいものです 社内英語公用語化の賛否両論の意見の中に、社内を英語化するなら社員をファーストネームで呼ぶべきじゃないか?という意見もあり興味深く読みました。 私はアメリカにいた時もオーストラリアにいた時も、ずっとファーストネームで呼ばれてきました。英語を話しているとそれが自然だったし、私は苗字(ファミリーネーム)ではなく、自分の名前(ファーストネーム)で呼ばれるのが好きでした。 これも文化なのだと思いますが、実はイギリス人の教員は、私の事を苗字で呼びます。勿論、他の外国人教員もみんな私を苗字で呼ぶのですが、先日書いた北米大陸出身(米国・カナダ)の外国人教員2人だけは、初対面の時こそ苗字で呼びましたが、それ以降は私をファーストネームで呼びます。私も彼らの事だけはファーストネームで呼びます。ごく当たり前、当然の事で、私達は何の違和感もないのですが、先日そのうちの1人(男性)が用事があって私の席まで来た時、私をファーストネーム(勿論呼び捨て)で呼んだもので、周りにいた日本人同僚達はビックリしたようでしたそれもそうですよね、日本では名前を呼び捨てにするなんて、かなり親しい間柄でないとしないですから・・・。これも文化ですね。 言語は文化を反映します。だから面白い。また、以前も書きましたが、英語はツール(道具)です。ペラペラ喋れても、中身がなければ何の意味もありません。道具は使いこなすもの。大事なのは自分という人間性だったり、伝えられる自分の考えや人生観があるかどうか、という事だと思います。何かやっぱり日本の英語教育はどこか間違っているような気がしてなりません。自分を含めて、目先にとらわれずに、しっかり自分磨きをし、それを伝えるツールとしての英語を使いこなしていかなければ…とつくづく思う今日この頃です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年07月20日 22時03分57秒
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