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カテゴリ:感動する小説
めずらしく、まだ途中で苦戦している本がある。
「温室デイズ」 昨年からはまっている瀬尾まいこの小説だ。 この作家は一番のお気に入りで、一番のオススメだ。 一気に読んでしまうタイプの話ではなく、いつも少しずつ読んでは休みしながら、読み進めている。 つまらないわけではないが、何となくそういうテンポなのだ。 ぐいぐい引っ張る感じのストーリーではないが、ストーリーは少しずつ進んでいき、最後には必ずじわっとくる。 しかしこの「温室デイズ」だけは違う。 どうも話が痛々しい。 荒れている中学校を舞台にしているせいだ。 僕自身、小、中、高校と学校生活には良い思い出がないせいかもしれない。不良、いじめ、まとめられない先生、ぴったり当てはまるわけでもないが、嫌なことを思い起こさせるには充分な話だ。 最後に救いがあると信じて少しずつ読み進めている。 まだ半分も読んでいないで、年末から年をまたいでしまっている。 瀬尾まいこの小説では異色な感じだが、なんとか読んでしまいたい。 この本が実は最後になってしまう。 瀬尾まいこの出している本は全て買ってしまった。 Amazonの古本で購入した物も多いが、もう読む本がない。 他二冊ほどはあるが、小説ではなくエッセイだ。それもすぐ読み終わるだろう。 コンプリートしてしまったら、どうしようか。 しばらくは読み返して、ストーリーの筋の研究などすることにしよう。 まだ生きている作家なのだし、安定した勢いもある。これからまた良い本を出してくれるはずだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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