先日亡くなった大野晋さんに、印象的な追悼の言葉。
丸谷才一。
大江健三郎。
井上ひさし。
この面々が何を言ったか興味深い所だが、続く・・・・
追記>
答です。
丸谷。「日本語成立論に手を出すなという事なかれ主義が国語学会にはあるが、大野さんには真理の探究しかなかった。
日本人は恋する時も死ぬ時もなぜ五七七で詩を作るのか。
この文化の仕組みをこれほど明らかにした学者はいない。」
大江。「私が生涯でいただいた最良の文芸批評でした」
(文体を変えようと、小説「さようなら、私の本よ!」を著した時、最初に気づいて
手紙をくれたのが大野さんだった。 )
井上。「これでお別れではありません。
大野先生、辞典を引くたびにお世話になります」
三人三様。
納得の言葉でした。