じゅんさんの転載です。
この記事だけでなく、できれば前後も読んでください。
はじめ。
「2008年08月31日
天皇の名代が伊藤さんの家に来たそうや。
若干31歳の若者のところにな。
大胆なことしたな。よめさんが言うたんやろけどな。
アメリカに遠慮して、知らん顔しとった政府もあと大変やろ。
「海外派兵」やインド洋の自衛隊アメリカ給油のことね。
もうこんなことは、続けられん、と、はっきりいうたらなアカン。
彼は、日本の良心やった。
これぐらいのことして、当然や。
歌舞音曲もやめたらしいな。
総理大臣死んでも、知らん振りなんが、今回は、特別や。
これぐらいのことせんと、国民が黙ってヘン、自分らの地位も危ないとおもたんやろ。
政府の意見が全てやない、国民もっと頑張らんかい、いうエールのようにも、取れるわ。
―そうやな、平和の象徴としての国民の総意、という意味で、政府と違う天皇、っちゅうもん、利用できる、と生まれてはじめて、おもたわ。
でも、そのままとっていいか・・保守政治が、逆の利用をするんじゃないかって、心配・・
きのうは悲しくて、なんも手につかんかったけど、
そや、みんなで、喪に服して、伊藤君のことを大声上げて泣こう。
そんで、どうしたら、伊藤君の遺志をまっとうできるか一晩胸に手を当てて考えたらいいんや。
政府の言葉になんか騙されずに。
ペシャワール会は、現地で事業を継続する、と誓った。
わたしたちは、ここ日本で、何をしたらいい。
あなたの遺志を全うするために。
わたしは、今後、一兵卒タリとも、海外へ出させん。
アーも、ウーも言うてられへん。
そう、伊藤君に誓う。
自衛隊を出したら現地NGOが危ない、とわかっていたのに「でてしまった」と政府の逸脱行為を結果的に許した我々が悪い。
命の危険に晒されることを、ひしひしと感じていたあなた方の危機感を我がこととせず、
許してしまったわたしたちが悪い。
事の重大さを、肌では感じず、あなたを殺してしまった。
あなたは一億人のなかのひとり、掛け替えのない人だった、
勇気のない私などより、よっぽど大切な人だった。
それを、支えてあげれんかった。
外で、平和を作るひとあれば、うちでそれを裏付け支える保障が、車の両輪のように必要なのだ。」
以上です。
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