昨日の共同通信が報道した、核兵器持込の日米密約の存在を4人の元外務事務次官が認めた問題を外交防衛委員会で中曽根外相に質問。秘密文書の国会への提出と歴代次官の証人喚問を求めました。
非核三原則という国是に関して、半世紀にわたり国会と国民、世界をあざむいてきたことは許せません。しかも、報道では、この秘密文書を歴代じ次官が管理し、時々の総理、外相に知らせるかどうかは官僚が選別してきたというのですから、議員内閣制をも揺るがす問題です。
外相も国際法局長も「密約はない」「ないのだから調べる必要もない」と従来答弁の繰り返し。私は国会で虚偽答弁が続けられてきたことは重大だとして、国政 調査権の発動として密約文書の委員会への提出を求めること、歴代次官の証人喚問を行うことを要求し、今後の理事会協議となりました。
さらに海賊対処派兵法について質問。与党PTの座長だった中谷元防衛長長官が「軍を出すことが重要」「抑止力、プレゼンスという言葉もある」などと述べていることを示し、「最初に自衛隊派兵ありきの考えだ」と批判。
「海賊行動が沈静化しても抑止力だといって居座り、プレゼンスを確保することが法案で排除されているか」とただしましたが、
午後の本会議で与党の多数で会期延長が議決され、7月28日までの延長が決まりました。委員会終了後の理事会で、4日にも海賊対処派兵法案の審議を6時間行なうことを決めました。」 以上。 次官経験者の証言要旨。
ラジオニュースは会期が延長されたというばかりで、この話題は一度も耳にしなかった。 マスコミは何をやっているのか、何かスケジュールがあって出すものをコントロールしているように思う。
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