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カテゴリ:音楽
何の話かというと音楽評。
昨日ラジオで「東京ジャズ」の中継をやっていたのを一部聴いた。 そこに上原ひろみが出ていた。 最近の上原ひろみの話というと「グラミー賞を取った上原さん」と必ず来る。 それを聴くたびまたかい・・・と思う。 あれは上原が取ったのじゃなくて、グラミーを取ったスタンリー・クラークのアルバムにたまたま上原が参加していただけの話。 自分のリーダーアルバムでないのに上原が取ったような紹介はなんだかなぁと毎回思う。 グラミーの威光に思考停止した、聴く耳のない評論家のべた褒めの中身のないコメントはもうたくさんだ。 私は彼らが言うように上原が天才だとも現代最高のピアニストだとも思わない。 確かに巧いけれど、それだけのことだ。 器用にコピーができる、でも魅力がない。 評論家という人たちは本当に音を聞いているのか疑わしい。 すでにある評価を鵜呑みにして心のともなわない手放しの賛辞をがらがらポンよろしく量産するばかり。 油井正一さんのような人は居なくなってしまった。 リスクを避けるばかりで仕事ができるなんて思うなよと言いたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年09月07日 14時00分07秒
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