春ドラマ、民放で完走したのは「空飛ぶ広報室」のみ
だけど、これ1本で十分だったよ!
最初から最後まで大満足。
テスト期間中の娘が
「駆け足でいいからお願い!見せて!」
と懇願するのもわかる
見終わった後は
「テスト終わったらゆっくり見るから、絶対残しといてねっ!」
と念押しされました。
悔しいけど有川浩原作のドラマ・映画は面白いなー。
ストーリー・キャスト・脚本演出がいつも絶妙。
「ダンディー鷺坂、セクシー鷺坂!」「いやいやいや、あぶないあぶない!」
(←もちろん『あぶない刑事』ネタ)
なんて、柴田恭平のキャスティングじゃないと成り立たないセリフだものね。
久しぶりに「これぞハッピーエンド!」っていうドラマでした
一方、ますます苦しい展開になる「八重の桜」も目が離せない...
考え方、立場は違うけれど懸命に生きる会津の人すべてが
愛おし過ぎてつらい
「この人は生き延びる、この人は亡くなる」っていうのはわかってるんだけど、
つい「たられば」を考えてしまう。
会津が戦わずに済んでいたら、もっと優秀な人材を明治の世に送り出せただろうにとか。
この間読み聞かせが終わった後で雑談していたら、
「『八重の桜』見るまでは、
会津藩って明治維新を遅らせた張本人としか思てなかったわー」
という話が出てびっくり。
グループの中には山口出身の人と鹿児島出身の人がいて、
そっか、その人たちから見ればそういうことなんだーと目からウロコな
わたくし(←新選組ラブで会津藩びいき)でした。
でも、生き残った会津の人の中からのちの近代化に貢献した人がたくさん出て、
一方の新政府側では政争に敗れたり暗殺されたりして志を遂げられなかった人がいて。
歴史ってほんと面白い。まさに「禍福は糾える縄の如し」です。