みかづきひめの★徒然つづり

今週は６年生に読み聞かせ。

前々から読みたかったこの本をメインに据えました。
 

シュルヴィッツの自伝的絵本です。
戦争で生まれ故郷のポーランドを追われ、
やっとたどりついた先でも食べ物に事欠く日々。

そんななか、パンを買いに行ったお父さんが買ってきたのは、
狭い部屋の壁いっぱいに広がる世界地図。

お父さんがこの時パンを買ってしまっていたら、
絵本作家ユリ・シュルヴィッツは誕生していなかったかもしれないのです。

ひとかけらのパンより、想像力が、明日を生きる喜びを与えてくれる。

とにかく後半の色彩が素晴らしい！
子どもたちも食い入るように見てくれました。
絵が好きな子、地図が好きな子にはたまらんよね。
悩んだ挙句新刊で購入した甲斐があったっちゅうもんよ☆

これを読んだ後、ほかの作品は紹介するだけにとどめておく予定でしたが、
音楽会の朝練が長引いてお話の時間が短くなったおかげで
こちらを読むことができました
（当初は別の絵本を読むつもりだったので）
これも、いつか読みたいなぁと思っていた本。

　　
所要時間２分弱ですが、表紙の裏もじっくり見てもらい、
　　

最後のページまで
　　

ゆっくり、ゆっくり読んでいきました。
ちなみにこれも何度も何度も借りた挙句、手元に置いておきたくなって買ったもの。

ほかにもシュルヴィッツは名作（というかわたし好みの本）がいっぱい！ 

機会があればまた読みたいです♪