みかづきひめの★徒然つづり

5月は、わりとさくさくと本を決めやすい時期です。
年度が始まったばかりで読みたい本がいっぱいあるし、
季節もの（芽吹き・昆虫etc．）、行事もの（端午の節句・母の日）
などネタには事欠きません。

わたしは今回「母の日」と昔話をチョイス。
　

このお話、大好きです。
「おかあさん、いつもありがとう」「ずっとだいすきだよ」
…なんて決まり文句のオンパレードではなくて、
「おもいきって、いいたいことをかきます」

「いつも最後に『わかった？』っていうの、やめてよね」
（うむむ、耳が痛い。ここは読んでる私が苦笑い）
「ぼくのへやをかってにそうじしないで！」

最初は「わかるわかる！」と笑ってた子どもたちも、
オトナにはがらくたにしか見えない宝ものを捨てられたあたりから、
じっと見入っていました。
くどくど説明はしてないけど、シングルマザーだなっていうのも
だんだんわかってきます。
この「ボク」も4年生ですが、
この辺理解できるのはやっぱり4年生あたりからだよね。

ちょっとしんみり、でもお互いに対する愛情がじんわり伝わってくるお話です。

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