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先日、手話仲間から相談を受けました。
彼女はわたしより後に手話サークルに入ったのに勉強熱心で、 手話通訳者を目指すための試験ももう3回受けてるほど。 (わたしは重い腰上げて今年初受験を画策中) わたしから見れば彼女は手話の語彙も豊富、表現力もばっちり、…なのに受からない!と。 原因ははっきりしてて、ずばりそれは「要約力と文章力」なんだそうです。 試験は3分野に分かれていて、 1.一般常識の筆記問題 2.場面通訳(その場で聞いた日本語の文章を手話にかえる) 3.要約(手話を読み取って300字以内にまとめる) の「3」がいつも点数が足りないんだそう。 要約筆記ならまだしも、手話通訳になんで要約力と文章力? 双方の言葉をそのまま変換するだけじゃないの? と思われがちですが、 手話(ろう者の言語)→日本語…読み取り通訳 日本語→手話…聞き取り通訳 どちらの通訳でも、 「話す人が何を言いたいのかを正確に把握し、適切な言葉に変換して伝える」 力が必要になります。 彼女は 1)文章を書くときに気をつけているところはなにか 2)言葉の配置の仕方やつながりなどをどうやって考えているのか が知りたいと言ってきました。 昔から文章を書くのが苦にならないたちで、 現在ささやかだけどそれが仕事にもなってるけれども、 特に意識して文章力を磨こう!と思ったことは無かったので 正直どう答えたらいいか少し悩みました。 けど、文章力がない人の特徴はすぐわかる 大きな特徴として ・やたら「、」が多い ・主語・目的語がよくわからない ・のに、小難しい言葉とかしゃれた言い回しを使いたがる ってとこかな。 だから、読みやすい文章を書くためにはこの逆をいけばいいのではないかと いうことになりました。 考えながら書いているとどうしても「、」が多くなったり 言いたいことを書きつのるあまり必要な説明が抜け落ちたり 逆に同じことを繰り返し書いていたりするので 必ず読み返すことも大事。 それくらいかな、と。 通訳者だけでなくろうの人の中にも文章を書くのは苦手という人が多いです。 いつかそういう人たちのサポートもできたらいいなぁと思います。 しかし人にレクチャーする前にオマエがまず試験受けろよってな話ですが… 今年はいろいろ勉強頑張るよ! 手はじめは娘といっしょに受けるコレ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.03.12 11:14:26
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