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先日知り合いと話しているときのこと。
「○○モバイルって知ってますか? なんでも広告を見るごとに携帯の通信費が安くなっていって、 最終的にはタダになるらしいんです! 今度大阪の説明会に行くんですけど、どう思いますか?」 んん?それって… 昔からよくあるネットワークビジネスでは? 「ネットで調べるとあんまりいい評判出てこないんですけど、 代表の方によればそれってアンチの工作だそうです!」 ってかもう説明会とやらに参加してるやん… わたし「ご主人には相談した?」 「ダンナに言っても反対しかしないですよー。 SNSもしない、YouTubeもほとんど見ない人で、 ネットとかそういうのに疎いんです」 いや、そういう問題じゃない。 わたし「まず携帯代を安くしたいなら その辺の格安モバイルのショップに行って相談したら? なんでわざわざ大阪に行かなきゃいけないの?」 「なんか限られた人しかこの恩恵を受けられないらしいんですよ… で、住民票を持ってきてって言われました」 そんな事業聞いたことない 便利なツールを使って人とつながりたい。 日々を賢く有意義に過ごしたいからSNSを活用してる。 と彼女は言います。 なのに、皮肉にも昔からある古典的なヤツにからめとられてしまう。 なんだかかわいそうになってきました。 これが身内なら全力で止めますが、 正直そこまでの義理がある人でもない。 「多分今わたしがやめた方がいいよと言っても あなたはその説明会に行くと思う。 それならそれで、行って自分の目で見て判断するのもいいと思う。 ただ、ご主人にはきちんと話した方がいい。 お金も時間も使うことなんだから、 万が一まっとうな事業だったとしても 家族に黙ってできることじゃないよ。 まして、住民票なんて家族の了承がないと むやみに渡していいものじゃない。 必ずご主人には話してね」 さぁ、どこまでわかってくれたかな… 帰宅して、試しに娘に 「あのさ、もしお母さんがこういう事業をやってる会社の説明会に 参加するから大阪まで行ってくるわって言ったらどう思う?」 と聞いてみると、 「なにそれサギやん」 っていう言葉が即座に返ってきました。 若干ハタチ、社会の荒波に揉まれてない娘と、 子どももいてそこそこいい歳の彼女。 情報を選別する力の差ってどこでつくんだろうなぁ、 と不思議に思った夜でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021.09.08 10:16:31
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