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一昨年が銀婚式だったのだけど、コロナ禍でどこも行けず。 今年なんかしますか!となって1日なら…ということで調整がつきました。 ・日帰りで行けるところ ・一度も行ったことがないところ で熊野古道に決定! 5時起きで9時過ぎに到着。 予報では降水確率70%だったのにお天気ももちそう。 (晴れ女の本領発揮です) その場にいるだけで魂が浄化されていく… おとんが「語り部ガイドツアー」を予約してくれていました。 お弁当がついてるとはいえ8,000円/人って高くないか? と思ってたんだけど、いやー、大満足でした! 土曜日なのに客は私たち二人だけ。なんと贅沢な… ふだんは外国人客もたくさん来て、 最大で30人くらいになることもあるそうです。 7.6km、5時間の行程を貸し切りで堪能させていただきました。 語り部さんの知識の豊富さと記憶力にひたすら驚嘆 植物の名前からゆかりの人物の物語り、王子とよばれる神社の由来に 道ばたのお地蔵さんのいわれや効能まで。 「こっちは腰痛、あっちは歯痛。熊野古道って総合病院みたいでしょう!」 …確かに 「どうせおにぎり程度でしょ」と全く期待してなかったお弁当は 地元の料理旅館の手作り! めはりずしに山菜おこわ、おかずも優しい味でぺろりと食べてしまいました。 道しるべが曲がっているのは、 「熊野へのみちがまっすぐではないこと」を表しているのだそう。 根っこの道、土を踏み固めた道、ごつごつの石や丸い石を敷き詰めた道。 この右下の写真の道は、奥から江戸、令和、昭和にお手入れされた道です。 こういうのも、語り部さんがいないと気付かないよね。 本当に中身の濃い、素敵な時間でした。 ちなみにおとんは翌日全身筋肉痛。 わたしは、週1で通ってるヨガのおかげなのか、ほとんど出ませんでした お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.12.22 09:55:19
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